トロカデロの修理

trocadero (1)
ルイヴィトンのトロカデロです。

 

 

 

 

trocadero (2)
ショルダーの先端が切れています。

このバッグは2003年製造の品ですが、
この頃になるとヌメ革は飴色まで変色することはなく経年劣化でひび割れます。

 

 

 

 

 

trocadero (3)
こちら側の先端も同様に。。。。

 

 

 

 

 

trocadero (4)
強化加工で革の質感まで変えることは不可能で、ひび割れは消えませんが、
負担が掛かる部分ですので安心して活用できるように加工します。

 

 

 

 

trocadero (5)
強化芯材やヌメ革を内側に張り合わせて組み立て直します。

 

 

 

 

trocadero (6)
ショルダー先端の復元強化加工の完了です。

 

 

 

 

trocadero (7)
こちら側は先端部を部分作成して復元強化しています。

 

 

 

 

 

trocadero (8)
強化されたショルダーの先端部は新品時より強度アップしています。
丁寧に使用されていますので引き続き大切に長くご愛用ください。

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ミュゼットの修理

musette m51256 (1)
ルイヴィトンのミュゼットです。

 

 

 

 

 

musette m51256 (2)
ショルダーの付け根革が切れています。

 

 

 

 

 

musette m51256 (3)
カブセの付け根はモノグラム地に多数の亀裂が発生しています。

このまま放置すれば大きく裂ける可能性が高く、
使用不可能になる事が考えられます。
 

 

musette m51256 (4)
カブセの天部にも亀裂が・・・・

モノグラム地が硬化して亀裂が発生すると新品時に戻ることはありません。
ここまで悪化する前に強化しておくのが最善でしたが、
バッグを使い続けるためには悪化させないような加工が必要です。

解体して裏側から強化芯材を入れて、これ以上悪化しないように補強します。

 

 

 

 

 

musette m51256 (5)
こちらの付け根革は切れていませんが限界を迎えていますので要交換。

 

 

 

 

 

musette m51256 (7)
こちら側もモノグラム地に亀裂があり欠損も見られます。

モノグラム地が欠損してしまうと縫製ができませんので、
直営店では断られてしまう手遅れ状態です。
良い状態を保つには軽傷なうちにメンテナンスを施すのが最善です。

 

 

 

 

 

 

musette m51256 (9)
付け根革を新品作成してモノグラム地は裏側から強化加工を施しました。

 

 

 

 

 

 

musette m51256 (8)
こちら側も同様に。。。。

 

 

 

 

 

musette m51256 (10)
付け根革は新品時より丈夫になり活用いただける状態に復活しています。

付け根革と同じようにショルダーベルトの付け根も負担が掛かる部分です。
その辺りをチェックしながら大切にご愛用ください。

 

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ヴィトン首輪の修理

lv  dog collars (1)
ルイヴィトンの首輪です。

 

 

 

 

 

lv  dog collars (2)
リードを取り付けるD型金具の付け根が切れています。
散歩中に犬が引っ張ると負担が掛かる部分ですね~

 

 

 

 

 

 

 

 

lv  dog collars (3)
表面のモノグラム地にも大きな亀裂が発生しています。

 

 

 

 

 

lv  dog collars (4)
解体してみるとボロボロになったボール紙の芯材が出てきました。
表面のモノグラム地と裏面のヌメ革のそれぞれに強化加工を施し組み立てます。

 

 

 

 

 

lv  dog collars (5)
切れたヌメ革を復元強化加工で、つなぎ合わせて加工完了です。

 

 

 

 

lv  dog collars (6)
モノグラム地の亀裂も目立たなくなっています。

 

 

 

 

 

lv  dog collars (7)
負担が掛かる部分ですので丈夫に仕上げていますが、
構造上、傷みが出やすい部分ですので、
強く引っ張らないように散歩させるのが賢明です。

 

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ダミエ小銭入れ修理

n61930 (1)
ダミエの小銭入れです。

 

 

 

 

 

n61930 (2)
カブセのおりまげ部は糸がホツレて口が空いたまま使用されていたようです。
ダミエ地が縮んで内部材が飛び出したような状態です。

ステッチのラインが合わなくなっていますので簡単には縫い直せません。

 

 

 

 

 

n61930 (3)
底角も糸が擦り切れてコバ塗料が剥がれています。
少しダミエ地が縮んでいますが、この程度なら問題なく縫製可能です。

 

 

 

 

 

n61930 (4)
こちらの底角も同様に。。。。

 

 

 

 

 

n61930 (5)
ホックを開閉するたびに擦れる部分はコバ塗料が剥がれています。
今回はホツレ部の縫い直しとコバの仕上げ直しを施します。

 

 

 

 

 

n61930 (6)
底角やカブセ折り曲げ部を縫い直し、外周コバ仕上げを施しました。

 

 

 

 

 

 

n61930 (8)
折り曲げ部やコバ面は傷みが出やすい部分ですので、
引き続き活用していれば、やはり同じ個所に損傷が発生します。

逆に、その辺りを良い状態に保てれば長く愛用することが可能です。
口が空いたまま使い続けると悪化するスピードが速くなりますので、
損傷時には早めに対応されることをお勧めします。

大切にご愛用ください。

 

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(お手紙紹介です)

ブログを見ました。糸のホツレに気が付いた時点で修理にだすべきでした。
とても綺麗に修理をしていただいて本当にありがとうございました。
大切に使用したいと思います。

広島県 K 様

お受け取りのご連絡ありがとうございました。
折り曲げ部は傷みやすい部分ですので、
次に傷みが出る部分も変わりがありません。
小まめなメンテナンスで良い状態を保ってください。
ありがとうございました。

ルイヴィトン ガマグチ財布のリペア

m61663 (1)
ルイヴィトンM61663がま口財布です。

 

 

 

 

 

m61663 (2)
カードを重ねて詰め込み過ぎのようで変形が見られます。

 

 

 

 

 

m61663 (3)
折り曲げ部は糸が擦り切れたまま使用していたようで、
コバ面の塗料も剥がれて口が空いています。

 

 

 

 

 

 

m61663 (4)
角部も同様に糸がホツレて口が空いています。
また、内部材の革は各部に擦れや汚れが見られます。

 

 

 

 

m61663 (5)
ベロ革にもホツレ。

 

 

 

 

 

m61663 (6)
モノグラム地が縮むことで内部材が擦れやすくなり、
表皮が剥がれて白くなった部分が目立ちます。

 

 

 

 

m61663 (7)
傷みやすい小銭入れの中は本革が使用されているのが、この財布の良いところ。

 

 

 

 

 

m61663 (8)
札入れやポケットは合成皮革の内張りが劣化しています。

 

 

 

 

 

m61663 (9)
バラバラに解体して劣化した合成皮革を取り除きました。
安心して使えるように合成皮革部を本革仕様に変更して組み立て直します。

 

 

 

 

 

 

m61663 (11)
擦れが目立った内部材を補修補色加工して内張り交換完了です。

 

 

 

 

 

m61663 (12)
スレスレだったカード入れもスッキリです。

 

 

 

 

 

m61663 (13)
小銭入れの中も同様に。。。。。

 

 

 

 

 

m61663 (14)
ホツレやコバ塗料の剥がれもなくなり、ベタ付き劣化の心配もなくなりました。
内部材の擦れも補修補色加工で見た目は改善しています。

しかし、折り曲げ部など各部の強度は長年使用されたままの状態です。
ご提案しましたように次回のメンテナンス時には強化加工を施されることを
お勧めいたします。

大切にご愛用ください。

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(お手紙紹介です)

レザークリエーション様

こんにちは!
本日、無事にお財布を受け取りました。
綺麗にしていただいてありがとうございました。
ブログも見ました。
大変な作業、ありがとうございました!

 

神奈川県 T 様

各部の強化加工や変形の修正などまで施すのが理想でしたが、
内張りが本革になり合成皮革が劣化してベタツキが出る心配はなくなりました。
丁寧に使用すれば長くご愛用いただける状態です。
大切に長くご愛用ください。

エピ長財布と小銭入れの修理

lv epi (1)
ルイヴィトン エピの長財布と小銭入れです。

小銭入れの底面やカブセ中央に色褪せが見られ,
長財布も折り曲げ部など擦れが見られますが、
小銭入れは2002年で長財布は1997年製造ですから、
どちらも丁寧に活用されています。

 

 

 

 

 

lv epi (2)
まずは小銭入れですが折り曲げ部は革が擦り切れて穴が空いています。

 

 

 

 

 

lv epi (3)
長財布も擦れは見られますが穴は空いていないようです。

この程度でメンテナンスをしておくのが良い状態を保つ秘訣です。
早急に必要な加工ではありませんが傷みやすい部分ですので強化します。

 

 

 

 

lv epi (4)
長財布の内側はとても綺麗です。
この財布は1997年の製造ですので18年が経過しています。

 

 

 

 

lv epi (5)
全体的に綺麗ですが外周の擦れを見ると使用されていたのがわかります。

 

 

 

 

 

lv epi (6)
状態の良い財布ですがバラバラに解体です。
18年が経過した財布ですので合成皮革の内張りが劣化しています。

 

 

 

 

 

lv epi (7)
小銭入れも同様に。。。。

内張りを本革仕様にしてベタ付き劣化しないように品質アップさせながら、
折り曲げ部の復元強化加工を施します。

 

 

 

 

 

lv epi (8)
小銭入れの折り曲げ部の復元強化加工と内張り交換の完了です。

 

 

 

 

 

lv epi (9)
長財布の擦れ傷も補修補色加工でスッキリです。

 

 

 

 

 

lv epi (10)
小銭入れは底の折り曲げ部も強化しています。

 

 

 

 

 

lv epi (11)
合成皮革素材は本革になり折り曲げ部が強化されましたので、
安心して活用いただける品質になりました。

色褪せや擦れが見られれた外面も補色しましたので、
気持ちよく活用いただけます。

これまで同様に大切にご愛用ください。

 

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

㈲レザークリエーション
ご担当者 様

おはようございます。
ご連絡が遅れました事 申し訳ございません。
無事に それぞれのもの 受け取っております。
どれも 少々年数が経っており
随分な使用感だったと思いますが…

大切な人から頂いたもの または 使っていた物で
とても愛着があり 購入した時の思い出もあり
今回 子ども達に渡そうと思い お願い致しました。

実は レザークリエーション様にお願いする前に
各カスタマーに問い合わせましたが 対応不可であったり
お願いしても こちらの要望とは違った出来上がりだったりで
非常に不本意だったのです。

昨今の各ブランドも 軽量化??と言いながら コスト削減??の印象があり
少し 寂しい思いをしていました。

ご連絡のコメントを参考にさせて頂き お願い致しました。

どれも 風合いを残しつつ 見えない部分をオニューにしていただき
本当に感謝しております。

今後は カスタマーでなく レザークリエーション様にお願いしようかな~と
思ったりもしてます。 笑

緊張の続く 大変なお仕事でしょうが
長く続けられますよう 御身体に気を付けて お過ごしください。

大切にします。
ありがとうございました。

 

神奈川県 K 様

お受け取りのご連絡ありがとうございます。

ご依頼いただきました品は、
各ブランドが品質を維持していたころの良い品です。

現在では新品購入できない品質ですので、
大切に長くご愛用ください。

ありがとうございました。