オールド グッチ


オールドグッチのショルダーバッグです。

 

 

 

 


カブセの開閉は差し込みタイプのロック金具です。

 

 

 

 


古いシャネルなどでも使用される金具ですが古くなると故障も多い金具です。
抜き差しも硬いのでマグネットタイプの金具に交換します。

 

 

 

 


内張りは劣化が見られます。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


劣化した合成皮革の内張りを解体して今回は布素材で作成交換のご依頼です。

 

 

 

 


古い品ですので革の柔軟性が低下していますし縫合わせ部は、
針穴で革が切れてしまいそうです。

 

 

 

 


この辺りはすでに亀裂が見られますので内布を取り換えるだけでなく、
各部に強化加工が必要です。

年代物では避けられない損傷ですが組み立て直すと見えなくなるので、
放置したまま組み立て直す業者が多いのが現実です。

 

 

 

 


マグネット金具に交換完了です。

 

 

 

 


開閉が楽になりますし破損などのトラブルが少ないので安心です。

 

 

 

 


内張りの作成交換も完了です。
今回は金属エレメントタイプのファスナーで交換をご依頼いただきました。

 

 

 


元の樹脂エレメントのファスナーよりも耐久性も高く、
最高品質のファスナーを使用していますので高級感もアップしました。

 

 

 

 


丁寧に使用されていますが素材の経年劣化は避けることができません。
これまで通り丁寧に活用すれば、まだまだ活躍してくれる状態ですので、
大切に長くご愛用ください。

 

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モノグラム財布


ルイヴィトンのモノグラム財布(M61207)です。

 

 

 

 

 


ファスナーが大きく裂けています。
瞬間接着剤を使用した素人修理で布部が溶けたようです。

 

 

 

 


マチ部材も裂けてしまった部分を折り返して瞬間接着剤を使用されています。
それだけでは不安だったのか針と糸を持ち出してカガリ留めまで・・・・

 

 

 

 


解体してカガリ縫いしていませんのでモノグラム地まで糸が貫通しています。

 

 

 

 

 


カガリ縫いされた部分をほどくと大きく裂けていることがわかります。

瞬間接着剤を使用した部分は表皮が剥がれるだけでなく、
革が硬化してしまいます。

 

 

 

 

 


製造から17年近く経過した財布ですので、
折り曲げ部はホツレだけでなく擦り切れ欠損が見られます。

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 

 


丁寧に使用されていますが内部材にも擦れが見られます。

 

 

 

 

 


合成皮革の内張りは劣化していますので本革で張替交換します。

 

 

 

 


擦れやすい角部はコバ面の剥がれだけでなく変形も・・・・

 

 

 

 


今回はリニューアルリペア加工のご依頼ですのでバラバラ。

 

 

 

 

 


小銭入れのファスナーも取り外しました。
このタイプのファスナー交換は難易度が高く断られる修理店も多いです。

 

 

 

 


瞬間接着剤によるダメージは出来る限り目立たないようにしてみます。

 

 

 

 


ベロ革の折り曲げ部も擦れやすく糸が擦り切れています。

 

 

 

 


ベロ革も取り外して強化芯材を入れ込み縫い直します。

 

 

 

 


くすんだホック金具も磨き直してリニューアルリペア加工の完了です。

 

 

 

 


折り曲げ部など各部に強化加工を施しています。

 

 

 

 


ファスナー交換も完了。
小銭入れの擦れ部も綺麗になりました。

 

 

 

 


ヤブレ部を再生しながら瞬間接着剤の跡も出来る限り改善させました。

 

 

 

 

 


ベタ付き劣化しないように合成皮革の内張りは本革仕様になり、
安心して使用いただけます。

 

 

 

 


素人修理で改善することはなく取り返しがつかない状態に悪化させてしまうことが、
多いです。

どのような加工を施すよりも丁寧に活用することが良い状態を保つ最善策ですので、
引き続き丁寧に取り扱いながら長くご愛用ください。

 

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ミニマトラッセ


シャネルの小さなチェーンショルダーバッグ(ミニマトラッセ)です。

 

 

 

 


全体に擦れや色褪せが見られます。

 

 

 

 


外周は表皮が剥がれて革の繊維が毛羽立っています。

 

 

 

 


こちら側もガサガサで重傷です。

 

 

 

 


この辺りは綺麗に見えますが手の脂分や汚れでカモフラージュされているだけ。

 

 

 

 


チェーン金具は再メッキ加工します。

 

 

 

 


解体して汚れを取り除きました。

 

 

 

 


チェーンの中革も擦れや色褪せが見られます。

 

 

 

 


汚れを取り除くと擦れ具合が鮮明です。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


マチ底や底角などは革の繊維が露出した部分は表皮を整える補修加工が必要。

 

 

 

 


カブセの内側も出っ張ったココマークなど擦れが目立ちます。

 

 

 

 


チェーン金具の再メッキ加工が完了です。

 

 

 

 


擦れ部を補修加工で整え補色加工の完了です。

 

 

 

 


底角付近も同様に。。。。

汚れを取り除き表皮を整える加工を省略して塗装してしまう業者も多いです。
塗装の何倍も手間が掛かりますが汚れを取り除くなどの下処理は重要です。

 

 

 

 


激しく色落ちしてスレスレでしたが黒に復活。

 

 

 

 


擦れに弱くデリケートな素材ですので丁寧に取り扱う以外に、
良い状態を保つ策はありません。

出来る限り良い状態を保ちながら大切にご愛用ください。

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塗装済ケリーバッグ


他店様で塗装歴のあるエルメスのケリーバッグです。

 

 

 

 

 


各部に色剥がれが見られます。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


擦れやすい部分の色落ちは避けられないものですが・・・・・

 

 

 

 

 


糸が擦り切れた部分は色落ちしていませんが擦れないシワの溝部分に、
色落ちが見られる不思議な状態です。

 

 

 

 


底角も擦れやすくホツレが発生。

 

 

 

 


マチの天部も同様に。。。。

 

 

 

 


持ち手の裏面も手で擦れて糸が無くなるほど使用されています。

 

 

 

 


持ち手の付け根は芯材が切れていますので強化します。

 

 

 

 

 


予定外ですが内ポケットにもホツレを発見。
解体して縫い直しが必要です。

 

 

 

 


付け根を強化するために持ち手を取り外して他店塗料を半分だけ取り除きました。

 

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


出来る限り汚れや他店様の塗料を取り除きましたが、
革に浸透した塗料まで完全に取り除くことは不可能です。

当社では他店様や素人修理のやり直し加工のご依頼が多いですが、
使い込んだ通常の損傷ではありませんので難易度が高くなります。

 

 

 


カブセ裏の下の方の色合いに合わせて補色しながらホツレ部を縫い直します。

 

 

 

 


持ち手付け根の強化加工も完了し補修補色加工の完了です。

 

 

 

 


色剥げ部も改善してコーティングも施しました。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


スレスレだった底角などは補修加工で表皮を整えて補色しています。
ホツレも縫い直してコバ面も仕上げ直しています。

 

 

 

 


カブセの内側も少し補色してスッキリさせました。

 

 

 

 


持ち歩きにくい状態でしたが綺麗になるとエルメスらしさが復活です。

使用すれば擦れや汚れは避けられませんが、
出来る限り良い状態を保ちながら大切にご愛用ください。

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ダミエの修理


ルイヴィトン ダミエのサリア オリゾンタル N51282 です。

 

 

 

 


付け根革が切れてしまったとのことで多量の瞬間接着剤を使用されました。

 

 

 

 


周囲まで・・・・

 

 

 

 


下の方まで流れてしまったようでダミエ地にダメージが・・・・

 

 

 

 


瞬間接着剤を使用すると素材自体が硬化して変質しますので、
元に戻ることはありません。

当社のブログでも頻繁に登場する瞬間接着剤での素人修理ですが、
取り返しがつかない悪影響を与えるだけです。

 

 

 

 


瞬間接着剤で硬化した部分を取り除き付け根革の復元強化加工の完了です。
硬化したダミエ地も内側から強化して縫製しておきました。

 

 

 

 


付け根革や持ち手は負担が掛かり傷みやすい部分ですので、
出先などで切れてしまわないようにチェックしておくのが安心です。

瞬間接着剤を使用すると直営店でも断られてしまう損傷になりますので、
ノークレームにて加工を承っていますが、
当社で加工した部分は丈夫に仕上げていますので、
安心して活用ください。

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アンソリット財布


ルイヴィトンの長財布(ポルトフォイユアンソリット)です。

 

 

 

 


内部材はローズ色で大きなラウンドファスナーのポケットがあります。

 

 

 

 


本体を開くと内側にもファスナーポケットがあり機能的。

 

 

 

 


既に廃盤になっていますが現行の素材ですので・・・・

 

 

 

 


モノグラム地に亀裂や欠損が発生しています。
2010年に製造された品ですので7年しか経過していません。

 

 

 

 


モノグラム地の劣化や欠損が元通りに戻ることはありませんので、
直営店などでも断られてしまいます。

しかし、このままで使い続けると,ひび割れが拡大して欠損も大きくなります。
劣化の進行を抑えるために解体して内側から強化して表皮を補修します。

 

 

 

 


折り曲げ部も傷みやすく欠損も見られますので強化します。

 

 

 

 


こちら側の折り曲げ部はD型金具の付け根も同時に強化する必要が・・・・

 

 

 

 


最近のモノグラム地は縮みが大きく外周が反り返り変形します。
デザインや機能性の進化は素晴らしいだけに残念です。

 

 

 

 


折り曲げ部や中央部に強化芯材を入れ込みます。

 

 

 

 

 


こちら側はD型金具を取り外して付け根革も強化。

 

 

 

 


付け根革に芯材はなく薄いモノグラム地だけで耐えていることを考えると、
現行のモノグラム地も十分に強度があると言えるかも?

 

 

 

 


折り曲げ部の復元強化加工の完了です。

 

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


ひび割れ欠損部を内側から強化したことで悪化を抑えながら強度アップ。

 

 

 

 

 


傷みやすい折り曲げ部の強度アップは長持ちさせるためには効果的です。
また、欠損部の補修でひび割れや欠損も目立たなくなり悪化を抑える効果もあります。

現行素材の財布ですので丁寧に取り扱いながら大切に長くご愛用ください。

 

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