金具の再生メッキ加工

gold plating (1)
バッグ本体からロック金具一式を取り外して、
チェーンショルダーは中革を分解しました。

 

 

 

 

gold plating (2)
チェーンとロック金具はゴールドメッキが剥がれて小傷やサビが見られます。
バッグ本体が綺麗でも金具がこの状態だと全体が残念に見えます。

 

 

 

 

gold plating (3)
本金メッキ加工の完了です。

バッグ修理店のメッキは簡易メッキが多く簡単に剥がれてしまいますが、
当社の再生メッキ加工は本金メッキですのでジュエリーの様に仕上がります。

新品時よりも高品質なメッキでクリアーコーティング加工も施していますので、
安心して長く愛用できますし見た目の高級感もアップします。

しかし、・・・
解体や組み直し加工も必要になり、使い古した金具の下処理加工などを考えると、
代用の新品金具に交換する方が安上がりです。

品質アップさせながら元の金具を再生したい場合にはお勧めですね!

 

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ルイヴィトン M61736 財布のリニューアルリペア加工

lv m61736 (1)
ルイヴィトン M61736 L字にファスナーが付いた財布です。

 

 

 

 

lv m61736 (2)
外周に糸ホツレが発生したまま放置して使用されていたために、
モノグラム地が大きく縮んで内側の革が飛び出したように見えます。

 

 

 

 

lv m61736 (3)
底角の折り曲げ部も同様です。

縮んで変形したモノグラム地は元に戻ることはなく、
縫い目を元通りに縫い直す事は不可能です。

 

 

 

 

lv m61736 (4)
内側はカブセなどアップで見ると小傷は見られますが、
とても丁寧に使用してこられた財布だとわかります。
それだけに僅かなホツレを放置されていたのが残念です。

 

 

 

 

 

lv m61736 (6)
ポケットの内側を見ると革が余ってシワになっている部分も見られますねぇ~

全体を解体して合成皮革部を本革仕様に変更しながら各部を強化して組み立てます。

 

 

 

 

lv m61736 (7)
バラバラ。

 

 

 

 

lv m61736 (8)
小銭入れや各ポケットなど画像の部分が合成皮革です。
本革にしっかりと張り合わされていますので、合皮を剥がしとるのは苦労します。

 

 

 

 

lv m61736 (9)
指先が引っかかるほどのシワを見ればモノグラム地の縮み具合がわかりますねぇ~

 

 

 

 

 

lv m61736 (10)
合成皮革を剥がし取りシワを引き伸ばした状態で本革を貼り合わせました。
ポケットの内面で見えない部分ですので引っ掛かりがなくなれば出し入れも改善です。

 

 

 

 

 

lv m61736 (11)
ファスナー周りやカブセの小傷なども補修補色し本革仕様に生まれ変わりました。

 

 

 

 

lv m61736 (12)
外周コバ面や内部材の外周なども仕上げ直しています。

 

 

 

 

 

lv m61736 (13)
10年以上が経過して疲れた状態でしたがスッキリ感が戻りました。

基本的に丁寧に使用され使い方は正しく愛用されている財布です。
新品購入できない品質の財布ですので大切に長く愛用ください。

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KT Lewiston 二つ折り財布の修理

kt lewiston (1)
バーニーズニューヨークとダブルネーム入りのKT Lewiston二つ折り財布です。

上質な素材で丁寧に作成された高級感のあるアイテムですねぇ~.

 

 

 

 

kt lewiston (2)
小銭入れのマチと前面の布製の内張りが擦り切れています。

 

 

 

 

 

kt lewiston (3)
部材が重なったコバ面は接着が剥がれてコバの塗料も剥がれています。

 

 

 

 

kt lewiston (4)
この辺りも同様に。。。

 

 

 

 

kt lewiston (5)
小銭入れを解体して内布を取り外しました。
各部材に本革の内張りを貼り合わせ組み立て直します。

 

 

 

 

kt lewiston (6)
コバ面の塗料を剥がし取り接着し直した後、コバ面を整えて塗料仕上げしています。

 

 

 

 

kt lewiston (8)
厚み部ですので面積は小さいですが外周のコバは擦れて傷みやすい部分です。
逆にコバを綺麗にしておけば財布は良い状態をたもてますし、
全体が引き締まり綺麗に見えます。

 

 

 

 

kt lewiston (9)
金属製のコインを入れる小銭入れの中が傷んでしまうのは避けようがありませんが、
小銭入れのマチや前面の部材に、しっかりと本革が張り合わされた事で、
耐久性だけでなく強度もアップしています。
上質な良い財布ですので大切に長く愛用ください。
 

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サマンサタバサ長財布のホック交換

samantha kitty (1)
赤いリボンを付けたニャン子ちゃんがプリントされたサマンサタバサの可愛い財布です。

台所や文房具など、どこの家でも1匹や2匹は居るのではないでしょうか?

 

 

 

 

samantha kitty (2)
センターにある丈夫そうなロック金具はフェイクで実はホックで開閉します。

 

 

 

 

samantha kitty (3)
金具の裏側に凸ホックが付いていたようですが欠損しています。

金具にホックを取り付けるとなると正確な加工ができる修理店は限定されますが、
簡単には外れないようにイタリー製のホックを工夫して取り付けます。

 

 

 

 

samantha kitty (4)
凹側のホックもイタリー製に交換しました。

 

 

 

 

samantha kitty (5)
凸凹ともイタリーホックの取り付け完了です。

 

 

 

 

samantha kitty (6)
新品時よりも高品質なホックを丈夫に取り付けていますので安心して使えます。
しかし、品質よりも見た目の可愛さと価格で勝負しているブランドですので、
特別な思い入れがなければ修理するより新品に買い換えるのも一考です。

今回は思い入れのある大切な品とお聞きして加工を承りました。
大切にご使用ください。

 

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Andrea-Damico ベルトのカット加工

Andrea D'amico (1)
Andrea-Damico ベルトのカット加工です。

 

 

 

 

 

Andrea D'amico (2)
こちらのベルトは10センチ短く加工して元のデザインに仕上げます。

 

 

 

 

Andrea D'amico (3)
こちらのベルトは4センチ短くするご依頼ですが・・・・
4センチですと縫製跡が残りますし、バックルの楕円穴が残ってしまいます。

 

 

 

 

Andrea D'amico (4)
毛皮素材ですので難しいカット加工ですが、
どちらもデザイン変更せずにカット加工の完了です。

 

 

 

 

Andrea D'amico (5)
裏側から見てもデザイン変更はなく、楕円穴や縫製跡もありません。

 

 

 

 

Andrea D'amico (6)
既製品のままだとバックル金具に通しやすいように革を薄く加工しています。
薄くするとバックル周りはスッキリ見えるのですが強度が心配です。
当社では加工した部分には強化芯材を入れ込んで仕上げてますので安心です。

これからの季節にピッタリのベルトですね!
大切にご使用ください。

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a-testoni テストーニ ビジネスバッグの修理

a testoni (1)
a-testoni テストーニ ビジネスバッグです。
各部に損傷が見られますので以下の項目でご依頼を承りました。

1、外周ファスナー交換
2、引手金具の再生加工
3、付け根革4箇所の強化加工
4、パイピング革の補修補色加工
5、外面の補修補色加工
6、Tマークの再生加工
7、内ファスナーポケットの内布交換

 

 

 

 

a testoni (2)
センターのマーク金具は黒い樹脂部分が欠損して安っぽく見え残念です。
また、周りの刻印入り革ワッペンもスレスレ状態ですねぇ~

 

 

 

 

a testoni (3)
ファスナーの引手金具は可動部が摩耗して外れています。
通常は再生不可能な構造ですが使用できるように加工します。

 

 

 

 

 

a testoni (4)
長年のご使用でファスナーは開閉が困難です。
消耗品ですし迷わず新品交換です。

 

 

 

 

a testoni (5)
底角付近です。
パイピングだけでなくマチ部材など本体も表皮が擦れて革の繊維が露出してます。

 

 

 

 

a testoni (6)
底角は傷みやすい部分ですが上部の角も同じような状態ですねぇ~

長年の間、頑張ってくれた感が、にじみ出ていますねぇ~。

 

 

 

a testoni (7)
同様に。。。

 

 

 

 

a testoni (8)
後面中央部も重症です。
この部分は牛の腹周りの繊維が荒い革が使用されていて少しブヨブヨしています。

 

 

 

 

a testoni (9)
持ち手にも使い込んだ傷みが見られます。

 

 

 

 

a testoni (10)
持ち手や付け根革も小傷が全体に見られ丸いカシメ金具はサビが浮いています。

 

 

 

 

a testoni (11)
シンプルな内張りは合成皮革ですが劣化もなく問題ない状態です。

 

 

 

 

a testoni (12)
内張りの底にはボールペン汚れが見られますが、
ビジネスバッグですし他人からは見えない部分です。

 

 

 

 

a testoni (13)
機能的には問題ありませんが内ファスナーポケットの内張りの汚れを
気にされていましたので、もう少し丈夫で高級感のある素材で作成交換します。

 

 

 

 

a testoni (14)
内張りとファスナーを取り外したところです。
重い書類などを入れても大丈夫なように全体に芯材があり縫製も丁寧です。

外観からは見えない部分ですがリニューアルリペア加工の場合は、
強度を上げるために、この辺りも加工しますので外面のブヨブヨ感もかなり改善し、
全体的な強度アップにつながります。

 

 

 

 

a testoni (15)
ファスナーを取り外したマチ部材を裏側から見ると、
ボール紙の芯材はパキパキのボロボロです。

組み立てると見えない部分ですが放置できない状態です。
臭いものには蓋をする業者が多いですが、
マチ部材の芯材を取り外して新しい芯材に交換します。

ファスナーの開閉で負担がかかる部分ですし、
マチ部材にはショルダーベルトを取り付けるパーツも縫い付けられています。
何より負担がかからないなら、ここまでボロボロになりませんね!
a testoni (16)
マチの芯材を取り外し、持ち手の付け根革部も4箇所解体しました。

 

 

 

 

 

a testoni (17)
内張りを取る工程で、同時に取り外したショルダーベルトを取り付けるパーツです。
こちらも予定外ですが強化加工しておきます。

芯材などは使用されていませんでしたが、
見えない裏側も本革で好感の持てる作り込みです。

 

 

 

 

 

a testoni (18)
内ポケットの解体完了です。

 

 

 

 

a testoni (19)
破損していた引手金具を再生しました。
可動部も問題なく動きます。

しかし、長年のご使用で金具類もメッキがハゲハゲ状態です。
金具類がピカピカだとバッグ全体が綺麗に見えるのですが、
本メッキ加工は外注でリスクも高く高額加工ですのでサービスできません。

 

 

 

 

 

a testoni (20)
これも予定外ですが簡易メッキで少し改善。耐久性はありませんが気持ちの問題。

 

 

 

 

 

a testoni (21)
すべての加工が完了しました。
付け根革が丈夫になっただけでなく取り付け部も頑丈です。

 

 

 

 

a testoni (22)
革の繊維が露出していた部分も表皮を補修したあと補色しています。
持ち手の付け根もホツレがありましたので縫製しています。

 

 

 

 

a testoni (23)
底角部も同様に。。。。

 

 

 

 

a testoni (24)
透けるほど薄い布の内張りでしたが高品質な素材で作成しています。

 

 

 

 

 

a testoni (25)
持ち手のコバ仕上げも完璧です。

 

 

 

 

a testoni (26)
持ち手の付け根革も4箇所とも頑丈に仕上げています。
サビが浮いていたカシメ金具も強度のある新しい金具に交換済みです。

 

 

 

 

a testoni (27)
マーク金具やマーク革ワッペンもブランドらしく引き締まりました。

 

 

 

 

a testoni (28)
ビジネスで酷使するバッグですので、加工前はとても残念な状態でしたが、
今の状態でしたら街中や得意先などでもテストーニらしく活用できると思います。

とても良い品ですので丁寧に使用しながら早めのメンテナンスで、
良い状態をキープして長く愛用してほしいバッグです。

大切にご使用ください。

 

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(お手紙紹介です)

お世話になりました。
本日、バッグを受け取りました。

昨日のうちにブログを拝見し、
充分、驚きと感動を味わっていたのですが
実物を見て、その出来映えには目を見張りました。

これは全て同じものなのでしょうか—
場所によって、新しい材料に交換されていないのでしょうか—
まさに、プロの技ですね。

機能的にも美観的にも、問題なく現役復帰し、
これからは、メンテナンスに気配りしながら
永く愛用させていただきます。

本当にありがとうございました。

宮城県 M 様

今回は予定外の加工が特に多くなってしまい悪戦苦闘しましたが、
新しいパーツに交換する作業はファスナーだけでした。
良い時代に作成されたバッグですので元の素材を再生して仕上げてあります。

愛用すると傷んでしまうのは避けようがありませんが、
大切に長くご愛用ください。