30年前の思い出!


ブランドバッグドクターのリペア日記

30年前にアメリカ留学された折に購入された思い出のキーホルダーです。

当時でも、珍しかったコインが付いています。

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革は剥がれてちぎれかけています。

リング金具も歪んでいますが、コイン同様再利用を希望されました。

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コインをロー付け再生して付け直しました。(ブランド金具の修理技術が役に立ちました)

革は2枚貼り合わせたもので折り返し、ご依頼どうり周囲を縫い合わせました。

長い間、大切に愛用されてきたものが復活しましたので30年前の思い出も

色あせる事はないでしょう!

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残念!修理のやり直し。

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ヴィトンのスピーディのファスナー引き手が取れる修理は多いです。
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金具は破損していますし摩耗も激しく折れる寸前です。(金具部分は交換です)

問題は革ですが刻印入りカシメ金具を外してみると緑の錆が付着していて

亀裂もあり、ちぎれてしまいそうです。

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伸びて変形した上に切れそうな革をキズのない最高級のヌメ革で作成しました。

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革の厚みも1.5倍にして開閉のたびに引っ張られる部分ですから強度を上げています。

廃業したフランスのコスティル社の貴重な革で作成していますし、繊維の方向も考えて

切り出した革は簡単には切れたりしません。

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今回の修理はお得意先の商社からの依頼のため、商社の先には百貨店など

小売り業者様が存在し、その先にこのバッグの使用者がいます。

(使用者との間に二つ以上の業者がいる遠い存在です。)

修理業者としましては切れそうな革をそのまま使用することなど論外です。

お世話になっているお得意様ですから、サービスで新品作成しました。(これがクレームに!)ショック!

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今にも切れそうな革に付け直しました。

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バッグの持ち主から修理を預かった小売店は仕上がりの状態もみないで、

「お客様の了解をいただいていないので切れそうな元の革に戻してほしい。」と・・・商社へ連絡。

無料サービスでも「革が変更されているのは何故ですか?」と

お客様に問われると説明も出来ないし対応する能力がないのです。

商品知識がないと説明は難しいかもしれませんが、残念な出来事です。

使用されている方と直接のやり取りができれば、

喜んでいただけた修理内容だと思うのですが・・・

品質ダウンは品物だけではないのかも・・・・残念!

しかし、当社はバッグにとって最善の修理を施し続けることに変更はありません。メラメラ

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VUITTONのショルダー修理

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1990年に生産された20年前のヴィトンのバッグです。

現行品とは比べ物にならないくらい良い素材と技術で作られています。

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テーピング革やショルダーの付け根など傷みが出ています。

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全てのヌメ革を新品にすることで、また20年以上活躍してもらう選択肢もありましたが、

今回は傷んだ部分のみを再生する復元強化修理をおこないます。

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ショルダー付け根革も傷みやすい部分でひび割れがあります。

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内布を解体して付け根革取り付け部を裏側から見たところです。

組み立ててしまうと見えなくなる部分ですが、この部分全体に補強芯を貼り合わせて縫い付けます。

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0.75ミリ残して革の厚み部分の大半を新品の革と補強材を張り合わせた物に交換です。

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表面からの見た目は元どうりですが、新品より強度アップしています。

使い込んだイメージやバッグとの一体感は崩れません。

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刻印入りのマーク金具も再生して付け直します。

黒く変色した金具も再生すると金色に光り綺麗に甦ります。

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最近の商品は付け根革を取り外すとモノグラム地に亀裂が入っているものが多いです。

両側のマチとも亀裂なく綺麗な状態でした。(今後のため裏側から補強加工しておきました。)

解体すればするほど品質の良いバッグで新品仕上げのリニューアルリペアを

施す価値ありのとても状態のよいバッグです。ニコニコ

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今回も最高級のヌメ革を使用して再生修理していますが、焼けや汚れのない革は

バッグに取り付けると違和感を感じてしまいます。(一体感を損なう)

新品の革に色付けするだけでなく使い古した感じに加工してパーツを作成します。

(画像の一番上がレトロ加工した革・中央は新品革・下はこのバッグのベルト)

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ショルダーのミシン目から先の部分はボロボロでしたので新品の革で作成しています。

(実はミシン目のしたで革を継ぎ足しています)

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ボロボロになってちぎれて無くなっていたテーピング革も部分作成しました。

20年の歴史を感じさせながら実は新品の革なのです。にひひ

ふる~いヴィトンは良くできています。

コストダウン=品質低下の世の中で、このようなバッグは購入不可能です。

大切にご使用ください。

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vuittonはメッキor 無垢材

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もちろん本物のヴィトンの小銭入れです。しかし、刻印入りのマーク金具の色が・・・・

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本来は左のように金色(真鍮の無垢色)です。メッキなどはされていません。

一部の年代の商品にメッキ加工されたマーク金具が使用されています。

ベルニシリーズなどは多くの商品にメッキ金具が使用されていますが

所詮メッキですから剥がれてしまいシルバー色になってしまいます。

偽物の多くがメッキ金具を使用してるのでちょっと残念なパーツです。

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メッキされていない真鍮無垢材のままですと、黒く変色しても磨けば元どうりです。

使い込んで汚れて行く感じも愛着が湧きます。

直営店でも20年ほど前は陳列された商品の金具をピカールなどの

研磨剤をつけて磨いていました。(メッキは磨けば剥がれてしまいます)

ファスナーの引き手やロック金具・がま口金具など

バッグには多くの金具が使用されていますが高級ブランドですら

メッキパーツにどんどん入れ替わっています。

(表面加工して見た目だけを整えたメッキ金具や安い革などに変更して、

購入する人にばれない様に品質が低下した商品をつくる)

「本物が偽物品質をつくる」ご時世だと嘆いても仕方ありません。

古~いブランドバッグや財布をお持ちなら大切にご使用ください。

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HERMESベアン(財布)リニューアル

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HERMESの財布(ベアン)です。

全体的に汚れ・色あせがあります。(折り曲げ部中央付近にはボールペン汚れもあります)

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糸も汚れて黒くなっています。ベロ革付け根のループ革もヨレヨレ状態です。

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仕方ない部分ですが小銭入れの中は汚れています。

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折り曲げ部分は両側とも糸が擦り切れて下糸はほつれています。

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小銭入れマチ革の下付け根も引っ張られる部分ですので破れています。

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全ての糸を取り除き、革を解体して見えない部分に補強材を入れて行きます。

金具取り付け部やベロ革縫いつけ部もしっかり補強してから付け直します。


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傷みやすい折り曲げ部の革の表裏をはがしたところです。

完成すると見えなくなる部分に補強芯を入れて組み立てて行きます。

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擦れて色落ちした部分も汚れを取り除くと革の下地色が浮き出て目立ちます。

色落ちした部分に汚れや脂分がしみ込んで色落ちしていたのをカモフラージュしてたのです。

夜中の通販で何色の革でも補修できるワックスは逆応用しているのです。

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小銭入れの中も綺麗にしました。


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弱っていたループも補強し、汚れた糸も全て縫い直します。

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全て解体して各部に補強・補修・補色をほどこし組み上げました。

ボールペン汚れや全体の色落ちも補修しています。

外周など革の切り目もニス仕上げしていますので、気持ちよくお使いいただけます。

大切にご使用ください。

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お手紙紹介

おはようございます。
今届きました。
びっくりしました。
新品みたいです。
ありがとうございました
H 様
お子様にガブガブ噛みつかれていた角部分や当社にお送りいただく直前に
ボールペンのインク汚れを付けてしまったことも、綺麗に戻れば問題なしですね!
とても良い財布です。大切にご使用ください。
ありがとうございました。

大切=丁寧に使う

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2001年製造のヴィトンのエピがま口財布です。

大切にご使用されていますが、10年ですから小キズは多数あります。

小キズが多数あるのにキズが目立たなく全体的に綺麗に見えるのは、

革の中まで染め込まれた(芯とうし)革だからです。ニコニコ

擦り傷などで表面が剥がれても下地も同色に染め込まれているのため、

キズが目立ちません。目

最近のEPIのように表面だけに色付けされた革だと

少しのキズでも下地色が浮き出てキズが目立ち、使用するのが嫌になります。

(ここまで読んで上の画像をもう一度みてみると小キズが沢山見えます。)

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財布の折り曲げ部は傷みやすい箇所です。

革が擦れて数か所の穴が開いていますし、糸も擦り切れています。
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10年でこの傷み具合は大切にご使用されていると想像できます。

おそらく特別なことは何もされていないのですが、

少し丁寧に財布を扱う「やさしさ」が感じられます。

「大切=丁寧に使う」。簡単なようで難しいのです。

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糸をほどいて革をめくり上げてみたところです。擦り切れ穴が4か所あります。

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両側の折り曲げ部に補強芯をいれて、縫い直しました。

どんな財布でも愛用していると折り曲げ部は傷んできます。

ご自身の財布の状態をチェックするにはここが診断ポイントです。

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小銭入れの中やカード入れ付近も含めて綺麗にしておきました。

一枚目の画像と比較しても小キズが目立たなくなっています。

大切にご使用ください。

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お手紙紹介です!

レザークリエーション  ご担当者様


お財布届きました。
代用のお財布が使い馴れず、帰ってくるのが心から待ち遠しかったです。


表面のキズが目立たなくなるという事は
エピの模様が引き立つという事なんですね。
きれいにして頂きありがとうございます。


がま口を開けたときの、きれいな黒が嬉しくて
硬貨を入れるのが勿体無かったです。

若返らせていただきありがとうございました。
これからもいっぱい活躍してもらおうと思います。

また、お世話になる事がありましたら
宜しくお願い致します。

Mさま
ガーデンパーティの修理のご依頼に続いて、2度目のご依頼をいただきました。
使用されている財布やバッグを拝見すると、なんとなく人柄までわかります。
M さまの場合、最初のお問い合わせメールの文面からも
お人柄が伺えるほど丁寧で読みやすく気配りのある文章でした。
もう少し文章がうまく書けたらと・・・・羨ましいです。
とても良い財布です。大切にご使用ください。