三つ折りベアン修理


波うち変形や型崩れがあり角部にも損傷が見られ、
色褪せや小傷なども合わさってエルメスらしさが無くなった三つ折りベアンです。

 

 

 

 

 


疲れた様子ですが酷使されてもエルメスは丈夫です。

 

 

 

 


ベロ革の周囲からは毛が生えたように芯材が露出しています。

 

 

 

 


三つ折り財布ですので折り曲げ部は4か所あるのですが、
擦れだけでなく変形も見られます。

 

 

 

 


角部も傷みやすい部分。

 

 

 

 


色褪せや傷や汚れも全体的に見られます。

 

 

 

 

 


負担がかかるポケットの縫い合わせ部は切れています。

 

 

 

 


各部に損傷が見られますので全体を解体してリニューアルリペア加工します。

 

 

 

 


変形した外面革はボコボコと波うち、外周は直線とは言えない状態です。
このままでは組み立て直すことも不可能です。

 

 

 

 


解体するとポケットの亀裂が良くわかります。

 

 

 

 


ポケットの内張りを剥がして裏側から見たところです。
強化芯材を入れ込んで丈夫に再生します。

 

 

 

 


こちらも同じような症状です。
各ポケットの縫い合わせ部は全て強化します。

 

 

 

 


小銭入れの中は綺麗に保たれていますが・・・・

 

 

 

 


表側は変形してヨレヨレです。

 

 

 

 


各部を強化しながら組み立て直しリニューアルリペア加工の完了です。

 

 

 

 


スルメイカをあぶったように変形していた小銭入れ部もスッキリと丈夫に復活。

 

 

 

 


角部や折り曲げ部も強化加工で復活。

 

 

 

 


外面も出来る限り補正しながら丈夫に強化して構造的には新品時より丈夫です。

詰め込みすぎが原因だと思いますので中身をスッキリさせながら、
丁寧に活用することで長く愛用いただけると思います。

大切に長くご愛用ください。

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タイガ財布の修理


2001年9月製造され18年以上が経過したルイヴィトン タイガ二つ折り財布です。

 

 

 

 


良い素材が使用されていたころの財布ですが長年のご使用で傷んでいます。
折り曲げ部には擦り切れヤブレがあり穴が空いています。

 

 

 

 


内部材には表皮が剥がれた擦れが見られます。

 

 

 

 

 


各部に損傷が見られますのでリニューアルリペア加工を施します。

 

 

 

 

 


小銭入れのカブセを開くと擦れ具合が鮮明です。
カブセを開くたびに指先が擦れるので避けようがない損傷です。

 

 

 

 


バラバラに解体。

 

 

 

 


折り曲げ部だけでなく角部も擦り切れて穴が空いています。

 

 

 

 


折り曲げ部も解体すると穴の大きさがわかります。

 

 

 

 


内張りも剥がして強化芯材を入れ込みながら穴を塞ぎます。

 

 

 

 


リニューアルリペア加工ですのでマチ部材も解体して強化芯材を入れ込みます。

 

 

 

 


少しやりすぎかもしれませんが小銭入れのカブセも強化します。

 

 

 

 


汚れを取り除くと外周などの擦れ具合が鮮明に。。。。

 

 

 

 


本体の外周も同様に。。。。
擦れて表皮が無くなった部分を整えたあと補色加工して組み立て直します。

 

 

 

 


擦れや汚れが目立たなくリニューアルリペア加工の完了です。

 

 

 

 


折り曲げ部など各部も強化されて丈夫になりました。

 

 

 

 


内張りの合成皮革素材は本革で作成交換していますので、
丁寧に使用すれば安心して長く活用できます。

財布の擦れや汚れは避けられない損傷ですが、
出来る限り良い状態を保ちながら大切に長く愛用ください。

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カルティエ財布


カルティエのコンパクトなガマグチ財布です。
全体に擦れや汚れが見られ表皮が剥がれた部分は
汚れが染み込んで黒く変色しています。

 

 

 

 


後面も黒くなった部分は擦れて表皮が無くなった部分です。

 

 

 

 


カブセの折り曲げ部には擦り切れ穴が空いています。

 

 

 

 


反対側も穴がいて芯材が露出しています。

 

 

 

 


ホックが取れて周囲は大きく表皮が剥がれています。
取れたホックがカブセ側に付いたままで使用していたようです。

 

 

 

 


内側にはシールを剥がした跡も・・・・

 

 

 

 

 


小銭入れの中も汚れや擦れが見られます。

 

 

 

 


ホツレもありますので縫い直します。

 

 

 

 


口金金具を取り除かなければ縫い直せない部分も・・・・

 

 

 

 


コーナー金具も同様に。。。。

 

 

 

 


擦り切れヤブレがあるカブセ折り曲げ部は解体して強化芯材を入れ込みます。

 

 

 

 


本体の折り曲げ部はホツレを縫い直すだけでも解体が必要。

 

 

 

 


黒くなっていた外周の汚れを取り除くと擦れ具合が鮮明です。
擦れて表皮が無くなった部分を整えてから補色加工します。

 

 

 

 

 


ホツレや擦り切れ破れ部を改善させながら擦れも改善させ加工完了です。

 

 

 


内側のシールを剥がした跡も消えました。

 

 

 

 


汚れが染み込んで黒くなっていた部分も改善して、
小銭入れの中も綺麗にしています。

汚れや擦れは避けられないものですが工夫しながら、
出来る限り良い状態を保ってください。

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アンプラント財布


グッチのトートバッグとルイヴィトンの財布(アンプラント)です。

 

 

 

 


グッチの持ち手はコバの塗料が剥がれています。
外面革の厚みは薄くボール紙の芯材が厚みの大半を占めています。

 

 

 

 


芯材には劣化して多数切れているようです。
外面の薄い革だけでバッグの重みを吊り上げる状態です。

 

 

 


本体から持ち手を取り外して解体。

 

 

 

 


ボロボロの芯材。

当社ではボール紙を芯材に使用することはありませんが、
このような状態ばかり見ているので使えないのが本音です。
 

 


本体の持ち手縫い付け部も内張りを解体した内側から強化します。

 

 

 

 


アンプラントはコバ面の塗料が劣化してベタベタ。

 

 

 

 


いろんなところに色移りしています。

 

 

 

 


カブセの内側にもベッタリと。。。。

 

 

 

 


コバ面の塗料がベタベタ。
すべて取り除かなくては同じ症状になる危険性も。。。

 

 

 

 


付属のコインケースもベタベタですので財布の内側にも色移りしています。

 

 

 

 


劣化した塗料は全て剥がし取りました。

 

 

 

 


汚れが付着していた部分は赤い色も剥がれています。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


ホックの下の擦れはカブセの開閉時に指先が擦れていると思います。

 

 

 

 


小銭入れから色移りした内側のマチも汚れを取り除きました。

 

 

 

 


クリーニングとコバ面の仕上げ直しの完了です。

 

 

 

 


マチの内側も綺麗に復活。

 

 

 

 


ホック下やカブセ裏も改善です。

 

 

 

 


ベトベトだったコバ面もスッキリ。

 

 

 

 


ひび割れが多数みられた持ち手の芯材交換も完了です。
芯材には本革や強化芯材などを使用しましたので丈夫に復活です。

 

 

 

 


財布の汚れだけでなく擦れや汚れも改善して、
グッチのトートは持ち手の強化加工で安心して活用いただけます。

大切に長くご愛用ください。

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現品診断進行中!


Chinois(シノワ)の糸は200メートル巻き。
普通の縫製糸は2000メートル~4000メートル。

1メートルあたりの価格差は60倍以上。
糸だけでなく革や布地や芯材もピンキリ。
高価なバッグや財布は高価になる理由があります。

 

現品診断。

24日の受付分が27日月曜日から到着しています。
初日に到着したものだけでも大量の御依頼ですので現品診断に時間がかかります。

開梱して損傷個所を確認してベストな修理方法を考えます。
修理方法が決まれば納期や価格も算出でき、ようやくメールをお送りすることができます。

火曜日以降に到着の品は現品診断の開始まで数日は掛かると思いますが、
お約束した期日内には診断結果をメールしますのでお待ちください。

よろしくお願いします。

バーキンとベアン


エルメスのバーキンとベアンです。

 

 

 

 


擦れやすい外周のコバ面は仕上げ直しが必要で、
傷みやすい折り曲げ部は強化しておくのが安心な状態です。

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 


全体に薄汚れが染み込んでいます。

 

 

 

 


表皮が擦れてしまうと汚れが染み込みやすくなります。
全体の色褪せ具合はわかりにくいですが・・・・

 

 

 

 


ベロ革の裏側と比較すると全体の色褪せや汚れが鮮明です。

 

 

 

 


カードポケットなど内部材にも汚れや色褪せが見られます。

 

 

 

 


バーキンはヒネリ金具の付け根が緩くなっています。
抜け落ちて紛失してしまう前に改善させるのが賢明です。

 

 

 

 


底角は表皮が剥がれた部分に汚れが染み込んでいます。

 

 

 

 


こちらの底角も同様に。。。。

 

 

 

 


底角だけでなく底面の外周は擦れやすい部分です。

 

 

 

 


持ち手も表皮が擦れて無くなっています。

 

 

 

 


全体的に汚れが見られ後面の左底付近には穴がいています。

 

 

 

 


この部分に穴が空いてしまうのは不思議です。
穴の中から同系色の革が見えているのも不思議???

 

 

 

 


ベアンの折り曲げ部に強化芯材を入れ込んだところです。
この後、内部材を貼り合わせて縫製します。

 

 

 

 


ヒネリ金具のグラツキを改善のために内張りを解体。
最近のバーキンの芯材は少し残念。

 

 

 

 


ヒネリ金具の取付け部を裏側から見たところです。

 

 

 

 


内ポケットの中には赤いシミ汚れが見られます。

 

 

 

 


サイドのベルトを引き抜いてみると全体の色褪せや汚れ具合が鮮明です。

 

 

 

 


サイドベルトの汚れを取り除いたところです。

 

 

 

 

 


底角の黒く染み込んだ汚れも取り除きました。

この後、全体の汚れを出来る限り取り除くクリーニング加工のあと、
擦れ部を整える補修加工をして色褪せを補色します。

 

 

 

 


ヒネリ金具の緩みやグラツキを改善させて補修補色加工の完了です。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 

 


穴が空いていた部分も改善させておきました。

 

 

 

 


内側は予定外ですが赤い汚れを目立たなくしておきました。

 

 

 

 


全体に見られた薄汚れや色褪せも改善して各部のコバ面も仕上げ直しましたので、
バーキンらしく活用いただけそうです。

 

 

 


ベアンの汚れや色褪せも改善しています。

 

 

 

 


小銭入れの中も綺麗にしておきました。

 

 

 

 


色褪せしやすい素材で汚れも目立ちやすい色ですので、
綺麗な状態を保ち続けるのは困難かもしれません。

しかし、丁寧に取り扱うだけでも、これまで以上に良い状態を保ちやすくなります。
出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。

 

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索