ダメージVUITTON!

ブランドバッグドクターのリペア日記

VUITTON 品番M61730 どちらも同じ品番の同一モデルです。(サイズが違う?)

上の財布は2006年製造で5年間のご使用。(雑に使い続けた財布)

下の財布は1996年製造で14年使用されています。

(メンテナンスをしながら大切にご使用になられた財布です。)

ブランドバッグドクターのリペア日記

同じ財布の同じ面を照らし合わせた画像です。(内側の部材が1㎝ほど、はみ出ています。)

ブランドバッグドクターのリペア日記

財布は折り曲げ部からホツレてきます。

そのまま使用すると切り目の塗料が剥がれてしまいます。

それでも、使い続けるとモノグラム地と内側部材が剥がれてしまいます。

その上、使い続けるとモノグラム地に亀裂が入ります。(ちぎれて無くなる場合もある)

普通はブランド品ですからこの辺りで使用するのが恥ずかしくなりますが・・・・

それでも、無視して使い続けるとモノグラム地がドンドン縮んでしまいます。

(結果として内部材がはみ出たようになりサイズも変わってきます)

ブランドバッグドクターのリペア日記

遅くても上の画像ぐらいの症状で縫い直すべきです。

世界中のセレブたちが使用している財布と同じものを

高校生でも持つ事ができる不思議な国です。

しかし、使い方やメンテナンスを知らないために

無残な状態でブランド品を使用されている方が多いです。(かっこ悪いです)

型崩れ・ホツレ・ヤブレがあってもブランドのロゴがついてればOK!の

時代は終わりました。

高価なブランド品は大切に正しく使用しましょう!

傷んだ部分の修理は早め早めのメンテナンスで、

いつまでも綺麗にカッコよく、そして、長くご使用できます。

ダメージジーンズはOKでもダメージブランドはNG!です。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索