エピ財布のヤブレ

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ルイヴィトン エピの二つ折り財布です。

 

 

 

 

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2001年6月にフランスの工房で作成された品で15年以上経過しています。

 

 

 

 

 

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折り曲げ部は革が擦り切れて破れてしまい穴が空いています。

 

 

 

 

 

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ここまで悪化させると基本的には手遅れで直営店でも断られてしまいます。

縫い直すこともできないほど革が擦り切れて無くなっていますので、
もっと早い段階でメンテナンスするのが最善です。

 

 

 

 

 

 

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解体するとわかりますが反対側も擦り切れて革が無くなり破れています。

擦り切れヤブレだけでなく表皮が剥がれた外周は、
汚れや手の脂分が染み込み黒く変色して革が劣化しています。

 

 

 

 

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角部も革が擦り切れて革が無くなっています。

 

 

 

 

 

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角部も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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擦り切れて穴が空き無くなってしまった革が元に戻ることはありませんが、
解体して内側から強化加工で擦り切れ穴を塞ぎながら組み立て直します。
 

 

 

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こちらの折り曲げ部も解体すると擦り切れヤブレが鮮明に。。。

解体して内部材を取り除きましたので外周全体を内側から強化して、
今後も愛用いただけるように復活させます。

 

 

 

 

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同様に。。。。

 

 

 

 

 

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同様に。。。。

 

 

 

 

 

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折り曲げ部でも角でもない部分も擦り切れて穴が空いています。
このままでは長くは使用できませんので強化しながら穴を塞いで組み立て直します。

 

 

 

 

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外周擦り切れ部の復元強化加工の完了です。

 

 

 

 

 

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擦り切れていた角部も改善。

 

 

 

 

 

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外周は擦れた部分に汚れが染み込んで黒くなっていましたが、
改善させています。

 

 

 

 

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同様に。。。。

 

 

 

 

 

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革が切れていた折り曲げ部の内側も縫製できる状態に復活です。

 

 

 

 

 

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外周全体を内側から強化しておきましたので、
構造的には新品時より丈夫になって引き続き活用いただけます。

大切に長くご愛用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

付け根革の修理

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ルイヴィトンのマルリーバンドリエールとソローニュです。

 

 

 

 

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付け根革が切れています。

 

 

 

 

 

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こちら側は切れていませんが両側とも作成交換します。

 

 

 

 

 

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内張りを解体して付け根革を取り外してみると・・・・

 

 

 

 

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付け根革の縫い付け部はモノグラム地がひび割れています。

 

 

 

 

 

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こちら側も同様に。。。。

付け根革だけを気にされる方が多いですが、
本体の縫い付け部も負担が掛かる部分で傷みが出やすい個所です。
モノグラム地の裏側から強化加工を施して縫製します。

 

 

 

 

 

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ソローニュも同様に付け根革が切れています。

最低限の加工の依頼ですが負担が掛かる部分ですので、
部分的に両側の付け根革とも作成します。
 

 

 

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解体したい部分のテーピング革は擦り切れてボロボロですので、
解体しても元通りには組み立てられない状態です。

この辺りは部分交換する必要があります。

 

 

 

 

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付け根革の修理のみのご依頼ですがテーピング革が無くなるほどボロボロです。

 

 

 

 

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カブセのベルトは縫製糸だけで繋がっている状態。

良い時代に作成された高品質なバッグだけに残念すぎますが、
ご依頼がない部分の加工はできませんので放置します。

 

 

 

 

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マチ天部やカブセのテーピングもボロボロ。

モノグラム地にも亀裂が発生していますので、
安心して使用するためには全体的な加工が必要なんですが・・・・

 

 

 

 

 

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付け根革が修復されても持ち歩きにくいほどボロボロです。

 

 

 

 

 

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ボロボロのテーピング革を慎重に分解します。

 

 

 

 

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こちら側も同様に。。。。
大きく解体しなければ加工できない構造のバッグです。

 

 

 

 

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新品時より丈夫になるように付け根革を部分作成しました。

 

 

 

 

 

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刻印入りカシメ金具も元通り再生しています。

 

 

 

 

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マルリーバンドリエールも付け根革の作成交換の完了です。
縫い付け部のモノグラム地も強化してから縫製しています。

 

 

 

 

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当社で加工した部分は新品時より丈夫に仕上げていますが、
全体的に損傷が見られますので丁寧な取り扱いが必要です。

テーピング革は本体をガードしてモノグラム地を良好に保つ役割がありますが、
このままで使用するとモノグラム地に損傷が重傷化します。

修復が可能なうちにメンテナンスされることをお勧めします。

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エピ財布の擦れ

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ルイヴィトン エピのガマグチ財布です。

 

 

 

 

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折り曲げ部は革が擦り切れて穴が空いています。

基本的に革が擦り切れて穴が空いてしまうと修理不可能と断られてしまうので、
修理するタイミングとして遅く手遅れです。

 

 

 

 

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反対側の折り曲げ部は汚れなどが染み込んで黒くなっていますが、
同じように革が擦り切れて穴が空いています。

 

 

 

 

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札入れポケットの縫い合わせ部になる箇所も負担が掛かる部分で、
革が擦り切れて破れています。

 

 

 

 

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別角度から同様に。。。。

ホツレがあり口が空いていますので折り曲げ部同様に解体して強化加工を施します。

 

 

 

 

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反対側のポケットの縫い合わせ部も革が擦り切れてますが、
ホツレがありませんので補修加工で整えます。

 

 

 

 

 

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擦れやすい外周は多数の擦れが見られます。

 

 

 

 

 

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ベロ革の外周も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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折り曲げ部を解体して強化芯材を入れ込みながら、
擦り切れ穴を塞いで縫製します。

 

 

 

 

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解体すると、こちら側の擦り切れヤブレも鮮明に。。。。

 

 

 

 

 

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札入れポケットの縫合わせ部も同様に復元強化加工を施します。

 

 

 

 

 

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ベロ革や外周の擦れ部を補修補色の完了です。

 

 

 

 

 

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すでに、製造から14年以上が経過して擦れが激しい財布でしたが、
折り曲げ部など3か所の復元強化加工と外周の補修補色加工で、
問題なく活用できる状態に復活です。

長く愛用したい財布やバッグは重症化してからメンテナンスするよりも、
軽症なうちに小まめなメンテナンスを施す方が、
良い状態を維持したまま長く愛用することができます。

大切に長くご愛用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)
レザークリエーション 御中

本日無事に到着しました。
ビフォーの写真と比べて、気になっていた所がすっかり綺麗になっていて、
本当に嬉しかったです。
購入してくれた両親も大変喜んでいました。
新しく購入も考えてましたが、まだまだ現役で使用できるようになりました。大切にします。

一点、少し前と変わったような気がする箇所がありまして。
財布を開いたカード入れの脇、被せになっている部分が接着されていないのですが、
これはあってますか?
下の部分はくっついてましたので、きになって。
以前はカードが入っていたため気付かなかっただけかな?と、思うのですが、
念のため確認です。
分かりにくいとは思いますが一応画像を添付します
お手数ですがご確認ください。
これはこういう物です!で、あれば、全く気になりませんので。

 

奈良県 Y 様
お受け取りのご連絡ありがとうございました。

ご質問に回答いたします。
お問い合わせ時からのメールのやり取りを再読いたきますとわかりますが、
当社からご提案しましたリニューアルリペア加工はキャンセルされて、
今回ご依頼いただきました加工は下記の内容になります。

・両側の折り曲げ部の復元強化加工
・札入れ縫い合わせ部(後右上角)の復元強化加工
・外周擦れ部の補修補色加工

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お送りいただきました上記の画像を見ますと、
親指の少し右あたりの、ヘリ返した革が少し浮いているように見えますが、
しっかりと縫製されているようですので構造的には問題ない状態です。

ご指摘の画像部分はご依頼いただきました修理内容ではありませんので、
ブログを閲覧いただければわかるように、この部分の解体などはしていません。

革が擦り切れて穴が空いたり、ヤブレがあるまま使用していた財布でも、
それらが改善すると少し革が剥がれているだけでも気になるものですが、
構造上は問題ないと考えます。
どうしても気になるようでしたら返送くださいましたら見積もりさせていただきます。

今回ご依頼いただきました財布のように革が擦り切れて穴が空くまで使用してしまうと、
製造販売して責任がある直営店でも修理は断られてしまい手遅れ状態と判断されてしまいます。
一度は諦めるしかない状態まで使用した財布ですので、
今後は労わりながら、出来る限り良い状態を保てるように工夫して、
大切に長くご愛用ください。

エピ財布の修復

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製造から20年近く経過したルイヴィトン エピの財布です。

最高品質時代の財布だけに、もっと早い段階でメンテナンスしていればと・・・・

 

 

 

 

 

 

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古い品ですので全体に汚れや色褪せなどが見られますが、
擦れやすい外周は表皮が剥がれた部分に汚れが染み込んでいます。

 

 

 

 

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ベロ革の外周も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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同様に。。。。

 

 

 

 

 

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同様に。。。

 

 

 

 

 

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折り曲げ部は大きく革が擦り減って欠損が見られます。
縫い直すことも不可能な状態ですので修理不可能と判断されてしまいます。

 

 

 

 

 

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反対側の折り曲げ部も擦り切れて穴が空いています。
手遅れとも言える状態ですが最高品質時代の財布だけに残念です。

 

 

 

 

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内側部材も最高品質時代の革が使用されています。

 

 

 

 

 

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長年の使用で擦れや色褪せが各部に見られます。

 

 

 

 

 

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同様に。。。。

 

 

 

 

 

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同様に。。。。

 

 

 

 

 

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内張りの合成皮革は劣化しています。
張替が必要ですが年数を考えると十分に頑張ってくれたと考えるのが正解ですね。

 

 

 

 

 

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他のポケットなども同様に。。。。

 

 

 

 

 

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バラバラ。

 

 

 

 

 

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金属の小銭を入れるので傷んでしまうコインケースの内側ですが、
最高品質の革ですので20年近く使用したとは思えないほど良好です。

 

 

 

 

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折り曲げ部は強化芯材で擦り切れ穴を塞ぎながら組み立て直します。

 

 

 

 

 

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2度と新品購入できない高品質時代の品でなければ、
加工をお勧めできないほど残念な状態ですが、
縫製できるように改善させながら強化して組み立て直します。

 

 

 

 

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合成皮革の内張りは本革仕様にしながら外周や折り曲げ部を改善させました。

 

 

 

 

 

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大きく欠損していた折り曲げ部も縫製可能に。

 

 

 

 

 

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内部材の擦れも改善させました。

 

 

 

 

 

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各パーツの外周も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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手遅れとも言える状態まで悪化した財布でしたが、
内張りが本革になり、折り曲げ部が強化されたことで引き続き活躍してくれます。

良い時代に作成された財布ですので丁寧に取り扱いながら、
大切に長くご愛用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

長財布の修理

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ルイヴィトンとジミーチュウの長財布です。

 

 

 

 

 

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革の表皮が剥がれた部分は汚れも染み込んで茶色くなっています。

特殊な素材で色落ちしやすく補色加工しても下地が剥がれやすいので、
染め直しは基本的に不可能な財布です。

 

 

 

 

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擦れやすい外周はシルバー色が剥がれて革の繊維が露出しています。

 

 

 

 

 

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色落ちしやすい素材ですので外周だけでなく色落ちが見られます。

 

 

 

 

 

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同様に。。。

このままでは全体的に茶色になりそうですので、
擦れが激しい外周は同系色で補色して革の繊維が目立たないようにしながら、
外面全体にコーティング加工を施して悪化を遅らせる加工を施します。

 

 

 

 

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ヴィトンの財布もジミーチュウ財布に負けないくらい派手なモデルです。

プリント加工された素材は補色やクリーニングが難しいので、
丁寧な取り扱いが必要です。

 

 

 

 

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最近のモデルですので使用年数は短くてもモノグラム地が欠損しています。

 

 

 

 

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D金具の付け根部も負担が掛かる部分ですので強化加工が必要です。

 

 

 

 

 

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反対側の折り曲げ部も数か所に欠損が見られます。

口が空いたまま使用されていたようでモノグラム地が縮んでしまい、
内部材が大きく飛び出したように見えます。

ここまで重症化すると直営店では断られてしまいますので、
基本的に手遅れと言える状態です。

 

 

 

 

 

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最近のモノグラム地ですので縮みが激しく外周は反り返ったように変形しています。

 

 

 

 

 

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コバの塗料は残っていますがモノグラム地が縮んでしまう事で、
断面が剥がれてモノグラム地にはコバの塗料がありません。

 

 

 

 

 

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この辺りは擦れのようです。

今回は折り曲げ部の復元強化加工と外周のコバ面の仕上げ直しを施します。

 

 

 

 

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折り曲げ部は解体して強化芯材を挟み込んで強化します。

 

 

 

 

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こちら側も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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擦れて茶色になっていた外周を目立たないように同系色に補色して、
外面全体にコーティング加工を施しました。

 

 

 

 

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素材の性質上、耐久性を上げるほどの効果はありませんが、
汚れが革の繊維に浸透するのを防ぐ効果や色褪せを遅らせる効果があります。

 

 

 

 

 

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欠損部を整えながら折り曲げ部の強化加工とコバ面の仕上げ直しの完了です。

 

 

 

 

 

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内側から見たところです。

モノグラム地の縮みを補正しながら内部材のステッチラインと合わせて、
元通りに縫製しています。

 

 

 

 

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コバ面の仕上げ直し、欠損部も目立たなくなりました。

 

 

 

 

 

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いずれの財布もプリントやメタリック塗装など特殊な素材の財布ですので、
良い状態を保ち続けるのが難しい財布です。

クリーニングや補色加工も困難な品ですので、
丁寧に使用しながら、出来る限り良い状態を保ってください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

エピ財布のリペア

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ルイヴィトン エピのコンパクト財布です。

 

 

 

 

 

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内側の様子から丁寧に活用されていることがわかります。

 

 

 

 

 

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丁寧に使用されていますので早急に加工が必要な状態ではありませんが、
安心して使用いただくために外周コバ面を仕上げ直し、折り曲げ部は強化します。

 

 

 

 

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コバ面だけでなくエピ表皮にも擦れは見られますが軽傷ですので、
財布では一番傷みが出やすい折り曲げ部の強化加工で構造面を見直します。

 

 

 

 

 

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こちらの折り曲げ部も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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折り曲げ部は解体して強化芯材を入れ込みます。

 

 

 

 

 

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こちら側も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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組み立て直したあと、外周のコバ面を仕上げ直しました。

革の厚み部分であるコバ面は汚れや湿気を吸い込みやすく、
見た目の改善もありますが革を守る効果で意味がある加工です。

 

 

 

 

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こちら側も同様に。。。。

 

 

 

 

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今回は本体の両側折り曲げ部の強化加工とコバ面の仕上げ直しでしたが、
財布を長く愛用する意味では効果的な加工です。

大切に長くご愛用ください。
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(お手紙紹介です)

レザークリエーション 御中

本日,無事拝受しました。
バッグは父が若い頃母にプレゼントしたもので
使わずにしまっていましたが,せっかくなので使っていこうと思い
修理をお願いしました。ショルダーはイメージ通りに短くなりました。
また,全体的に古びた感じになっていたのは革のせいだと思っていましたが
(補色を提案されると思っていました)
コバのせいだとは知りませんでした。コバ部分がしっかりすると
古びたバッグ,ではなく,使い込んだ革のバッグ になってびっくりです。
ありがとうございました。

財布は過去の修理事例を拝見した時に,何度も
「もっと早い段階でのメンテナンスを」と書かれていたので
早めにお願いすることにしました。正解でした。
きれいになって,また活躍してくれそうです。

機会がありましたら,またよろしくお願いします。

 

栃木県 T 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
ショルダーバッグは使い込んだ雰囲気を楽しめるタイプの素材ですので、
今回は塗装加工はご提案しませんでした。
今後、活用されるようになって擦れ部などに汚れが染み込むなど、
持ち歩きにくい状態になりましたら補修補色加工もご検討ください。

エピ財布は傷みやすい本体の折り曲げ部を強化していますので、
丁寧に活用すれば長く愛用いただける状態です。

大切に長くご愛用ください。