ダミエ二つ折り財布


歪んだまま二つ折りに重なり合うダミエ財布(N61675)です。

 

 

 

 

 


折り曲げ部に擦れやホツレがあり口が空いていることで、
変な歪みが発生しているようです。

 

 

 

 


口が空いても放置したまま使用しているとダミエ地に亀裂が発生して、
部分的にちぎれて無くなり欠損状態になります。

ホツレやコバ塗料の剥がれが発生した時点でメンテナンスするのが最善でしたが、
口が空いても放置していると急激に重症化します。

欠損して存在しなくなった部分が元に戻ることはありませんが、
これ以上の悪化を抑えるために解体して強化芯材を入れ込みます。

 

 

 

 


反対側の折り曲げ部は擦り切れて細くなった糸が残っていますので、
亀裂は多数見られますが欠損は僅かです。

 

 

 

 

 

 


今回は折り曲げ部の強化加工のご依頼ですので、
内部材を剥がして強化芯材を入れ込みます。

 

 

 

 


こちら側も同様。。。。

 

 

 

 

 


折り曲げ部の強化加工の完了です。

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 

 

 


折り曲げ部の強化加工のみご依頼でしたがコバ面も仕上げ直しました。

 

 

 

 


歪んで重なり合っていた二つ折り財布ですが折り曲げ部の強化で補正されました。

損傷が激しく残念な状態だった折り曲げ部は強化されて、
悪化を抑える効果がありますが現行品と同じ品質のダミエ財布ですので、
丁寧に取り扱いながら良い状態を保ってください。

 

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バビロンの修理


ルイヴィトン(Babylone)バビロンM51102です。

 

 

 

 

 


持ち手の付け根が切れています。

 

 

 

 


こちらの付け根も同様に。。。。。

 

 

 

 

 


本体側の付け根革も革が劣化して切れる寸前。

しかし、本体側は刻印入りカシメ金具の再製やバッグ本体の解体が必要で、
持ち手側の付け根の加工より少し割高になります。

 

 

 

 

 


今回は持ち手側の付け根のみ強化加工のご依頼です。

 

 

 

 

 


量産品ですので負担が掛かる付け根にも強化加工はありません。

折り返しやすくするために裏面の革の表皮を取り除いて薄くしていることも、
強度低下の要因です。

 

 

 

 


表皮がなくなった床革部分は強度がありませんので指先で簡単に切れます。

 

 

 

 


革の劣化状況をみると本体側の付け根革も強化しておきたい状態です。

 

 

 

 

 


こちらも同様に。。。。。

 

 

 

 

 


持ち手側の付け根の強化加工の完了です。

 

 

 

 

 


傷みが激しかった1か所は部分的に作成交換しました。
数か月で色合いもあってくると思います。

 

 

 

 


折り返した内側にも表皮のあるヌメ革を貼り合せて、
強化芯材も入れ込んでいますので新品時よりも頑丈です。
この辺りは量産品では難しい加工ですが負担が掛かる部分だけに効果的です。

 

 

 

 

 


本体側の付け根4か所も不安ですが内側の合成皮革素材も劣化してベタベタです。

良い時代に作成された高品質時代のバッグですので、
出来る限り丁寧に取り扱いください。

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サックプラ修理


2000年8月に製造されたサックプラです。

 

 

 

 

 


内張りの合成皮革素材が経年劣化でベタツキが出ています。

 

 

 

 

 


縫込み縫製が良くなかったようで負担が掛かる部分なのに縫製が外れています。

 

 

 

 


縫い合わせ部も負担が掛かる部分ですので対策しながら内張りを作成します。

 

 

 

 

 


構造的にバラバラに解体しなければ内張りの交換はできません。

 

 

 

 

 


解体して合成皮革素材を取り外しました。

今回はベタツキ劣化を避けるために丈夫な布地で、
汚れが目立たない濃茶色の素材を使用して作成します。

 

 

 

 


負担が掛かる縫い合わせ部を強化しながら内張り作成交換の完了です。

綿系素材で丈夫な布地ですのでベタツキ劣化の心配なくご愛用いただけます。
大切に長くご愛用ください。

 

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(お手紙紹介です)
今、受け取りました。
とても美しい仕上がりで、感動しております。
こんなに早くお気に入りのバッグにもどしていただいて。
〇〇〇○〇も、とてもかわいくうれしいです大切に使わせていただきます。
お世話になりました。
本当にありがとうございました。

大阪府 N 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
ベタツキ劣化する合成皮革素材をご希望どおり布地にすることで、
安心して使用いただけます。
大切に長くご愛用ください。

ノエとスピィーディ


長年使用されたスピィーディとノエです。

 

 

 

 

 


ノエの天部テーピング革は擦り切れて破れています。

 

 

 

 

 


ヌメ革ですのでシミ汚れは避けられない損傷。

 

 

 

 

 


底面もシミや汚れが目立ちます。
革の硬化や劣化も見られますのでヌメ革パーツ交換をします。

 

 

 

 

 


技術的には刻印も可能ですが他社様の刻印を当社で作成することはできません。

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

刻印パーツは交換せずに再利用をご希望されていますので、
このままで使用します。

 

 

 

 


アイレット金具は取り外して付け直すことは不可能な金具です。

 

 

 

 

 


アイレット金具やカシメ金具は圧力を掛けて金具を変形させることで、
固定されている金具ですので取り外すことも困難な金具です。

 

 

 

 


カシメ金具やアイレット金具を取り外さなければヌメ革パーツの交換ができません。
別の金具に変更しながら加工される修理店が多いですが・・・・・

 

 

 

 

 


バックル金具も変色しています。

 

 

 

 


バラバラ。

 

 

 

 


金具類も取り外しました。

 

 

 

 


スピィーディも年季が入っています。
引手革の付け根は切れてしまう寸前です。

 

 

 

 


持ち手には手垢汚れが染み込んでいます。

良い素材が使用されていたころのバッグですし構造的には問題ない状態です。
汚れや変色もヌメ革では当然の変化ですので加工の必要はないと判断しましたが、
このままでは使用したくないとのことでスピィーディも革パーツを作成交換します。

 

 

 

 


刻印入りのカシメ金具は変色しています。
重要パーツですので再製して再利用します。

 

 

 

 


本体を裏返すとゴミや埃が溜まっていました。
時々、清掃してあげてください。

 

 

 

 


バラバラ。

 

 

 

 


真鍮金具ですので青錆は避けられません。

 

 

 

 


10個のカシメ金具は一つ一つ再生加工します。

 

 

 

 


ヌメ革交換とは関係ない加工ですが綺麗にするので、
ノエのアイレット金具を半分だけ磨いてみました。

 

 

 

 


ピカピカ。

 

 

 

 

 


変色や錆が見られた金具類もピカピカ。

 

 

 

 


スピィーディの金具類も同様に。。。。。

 

 

 

 

 


当時のヌメ革に負けない品質の素材でパーツ作成交換の完了です。

 

 

 

 


金具類も変更なく元のままです。

 

 

 

 

 


ノエのヌメ革パーツの作成交換も同様に。。。。
刻印入りのアイレット金具やカシメ金具も元通りです。

 

 

 

 


付け根革など負担が掛かる部分は強化しながら作成していますので、
革パーツが新品になっただけでなく強度もアップしています。

 

 

 

 


ノエも同様に。。。。

新品の白いヌメ革は汚れが目立ちますので、
少し色やけさせてから使用する方が使いやすいです。

大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

レザークリエーション様

ありがとうございました。
こんなに綺麗に仕上げていただき感激しました!
刻印パーツをそのまま残していただいたところが特に気に入り、
こちらでリペアをお願いして本当に良かったと思います。
革の品質についても、あまり詳しくない私でも
とても良いものを使っていただいた事がわかりました。
また丁寧に革やバッグについてご説明いただき更に愛着を持つ事ができました。
大切に、たくさん使っていこうと思います。
本当にありがとうございました^^

兵庫県 G 様
負担が掛かる部分を強度アップすることで、
構造的には丈夫に仕上がっています。
汚れも含めて色やけなどの変化を楽しむバッグですので、
経年変化や使い込んだ雰囲気を楽しみながら、
大切に長くご愛用ください。

M61730財布


ルイヴィトンの財布(M61730)です。

 

 

 

 

 


折り曲げ部は糸が擦り切れ口が大きく空いています。

 

 

 

 


反対側の折り曲げ部も同様に。。。。

ホツレが発生した時点でメンテナンスするのが最善ですが、
口が空いても放置したまま使用されていましたので、
モノグラム地が縮んで内部材が飛び出したように変形しています。

 

 

 

 


底の折り曲げ部も糸が擦り切れてモノグラム地も欠損しています。

 

 

 

 

 


L字ファスナーの小銭入れもありコンパクトで人気のある財布です。
カブセ裏にポケットがあり凸ホックが取り付けられています。

 

 

 

 


ホックの取付け部が裂けています。

 

 

 

 


開閉の度に負担が掛かる部分ですが構造にも問題があります。

 

 

 

 

 


ポケットの薄い革にホックが取り付けられていますので、
破れてしまうのは想像がつく構造です。

 

 

 

 


付直しは不可能なホック金具ですが取り外して再生します。

 

 

 

 


内部材には表皮が剥がれて白くなった擦れが多数見られます。

 

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 

 


折り曲げ部やホック付け根を強化しながら擦れ部を補色してコバ仕上げします。

 

 

 

 

 

 


折り曲げ部の強化と擦れ部の補色加工とコバ仕上げの完了です。

 

 

 

 

 


解体してポケットの内側から強化して再製したホックを付直しました。

 

 

 

 


擦れて表皮が剥がれ白くなった部分も目立たなくなっています。

 

 

 

 

 


各パーツの外周など擦れやすい部分の擦れや汚れは避けようがありませんが、
ホツレなどの構造面の損傷は早めにメンテナンスする方が良い状態を保てます。

折り曲げ部も強化されましたので丁寧に取り扱いながら、
大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)

有限会社レザークリエーション様

お世話になります。

届きました。
とても綺麗に仕上がっており、嬉しい限りです。
大切に使ってきたものなので、これからも丁寧に使います。
ありがとうございました。

石川県 M 様

お受け取りのご連絡ありがとうございます。
現行品とは比べ物にならない品質の財布ですので、
出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。

ダミエ ジッピー修理


2008年製造の現行品のダミエのジッピーウォレットです。

 

 

 

 


擦れやすい折り曲げ部は縫製糸が擦り切れています。
糸が擦り切れていますのでコバ塗料も剥がれて白くなっています。

 

 

 


ステッチのラインが合っていないことからわかりますが、
折り曲げ部は一番初めに縫製する部分でファスナーや内張りとは別縫製です。
この部分を縫い直すためには工程を遡る必要があります。

 

 

 

 


折り曲げ部だけでなくコバ面は全体的に塗料が剥がれて白くなっています。
ファスナーが破損して開閉できませんので同時にコバ面も仕上げ直します。

 

 

 

 


内部材とファスナーを取り外し、折り曲げ部を縫製したあとコバ仕上げします。

 

 

 

 


ファスナー交換とコバ面の仕上げ直し完了です。

 

 

 

 


折り曲げ部も縫製完了。

 

 

 

 


現行品質のジッピーですが丁寧に活用されている印象です。
中身を詰め込み過ぎないようにしながら大切に長くご愛用ください。

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