ダミエ財布の修理

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ルイヴィトン ダミエ長財布です。

 

 

 

 

 

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折り曲げ部が欠損しています。

傷みやすい折り曲げ部ですが、ここまで悪化させると基本的には手遅れで、
直営店でも縫い直す事すらできないと断られてしまいます。

 

 

 

 

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反対側も同様に。。。。

購入時に見極めることは難しいのですが、
ダミエの裏地に赤い布を張り合わせたモデルがあります。

外周のコバ塗料が剥がれてくると周囲に赤い色が目立ってしまいますし、
この財布のようにダミエ地が切れて欠損してしまうと残念すぎる状態になります。

 

 

 

 

 

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内側の様子から乱雑に使用されていた印象はありません。
丁寧に使用できる方だけに、もっと早い段階でメンテナンスしていればと・・・・

 

 

 

 

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小さな擦れが数か所に見られますので補修補色加工します。

 

 

 

 

 

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折り曲げ部は内部材の革も欠損していてミシン目がありません。

 

 

 

 

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内部材のダブつき変形も見られます。

 

 

 

 

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反対側も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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ポケットの中も大きなダブつき変形が見られます。

使い方の問題ではなく外面のダミエ地が縮んでしまったことが原因で、
内部材が余ってしまい大きなシワになっています。
お札の出し入れでも引っかかりますので修正が必要です。

 

 

 

 

 

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小銭入れの内張りは合成皮革素材が劣化しています。
2007年5月に製造された品ですので使い方の問題よりも経年劣化と判断できます。

 

 

 

 

 

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バラバラに解体。

合成皮革部は本革で作成交換して縫製すらできない折り曲げ部は、
復元強化加工で復活させながら丈夫に組み立て直します。

 

 

 

 

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欠損していた折り曲げ部を復元強化加工で縫製できる状態に復活。

 

 

 

 

 

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こちら側も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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欠損していた内部材も復活してダブつき変形もスッキリさせました。

 

 

 

 

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コバ面も仕上げ直して赤い色が見えなくなっています。

 

 

 

 

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擦れ傷も目立たなくなっています。

 

 

 

 

 

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こちら側のカードポケットも同様に。。。。

 

 

 

 

 

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2007年以降の品ですので不安があるダミエ地全体に強化加工を施して、
これ以上縮んでしまわないように頑丈に組み立てています。

しばらくは固さを感じると思いますが合成皮革部は本革仕様になり、
各部の強化で長く愛用いただける状態ですので、
使い込みながら少しづつ馴染ませながら大切に長くご愛用ください。

 

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ロッティ財布のホック

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ジャンフランコ ロッティの財布です。

 

 

 

 

 

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カブセを開ける度に擦れてしまう部分には擦れが見られます。
今回はメッキが剥がれたイタリーホックを交換します。

 

 

 

 

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三つ折り財布で小銭入れも完備。

 

 

 

 

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小銭入れもホック交換します。

 

 

 

 

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凹側ホックのバネが折れて無くなっています。

 

 

 

 

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三つ折り財布ですので傷みやすい折り曲げ部は4か所になります。
擦れも見られ復元強化加工が理想ですが今回はホツレの縫い直しのみのご依頼です。

 

 

 

 

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元と同じ金具で小銭入れのホック交換完了です。

 

 

 

 

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本体のホック交換も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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折り曲げ部の3か所にホツレが見られましたが、
擦れやすい部分ですので4か所とも縫い直しておきました。

壊れたホックの交換やホツレの縫い直しで構造的には問題ない状態ですが、
強度アップなど耐久性の上がる加工はしていませんので、
丁寧に取り扱いながらご使用ください。

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Dior擦れ傷

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クリスチャンディオールのDIORAMAです。

 

 

 

 

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このバッグのメインモチーフのDiorのロゴマークですが「D」の文字が欠損しています。

 

 

 

 

 

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全体に色褪せていますが底角付近や凸部分は擦れて表皮が剥がれています。

 

 

 

 

 

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同様に。。。。

 

 

 

 

 

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天部の角も擦れやすい部分です。

 

 

 

 

 

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全体に色褪せして黒味が白っぽくなっていますが、
特にキルティング加工された部分が出っ張っていて擦れてしまいますので・・・・

 

 

 

 

 

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キルティング加工の出っ張った部分は擦れやすく表皮が剥がれています。

 

 

 

 

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表皮が剥がれると白くなってしまう革ですので擦れが目立ってしまいます。

塗料を厚塗りすれば擦れや傷は見えなくなりますが、
革の表面が塗料になりますので革の風合いを損ないます。

出来る限り厚塗り塗装しなくてよいように表皮が剥がれた部分を整えてから
補色加工を施します。

 

 

 

 

 

 

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外面の補修補色加工の完了です。

底角や出っ張り部の白くなった擦れ傷だけでなく全体的に色褪せていた革の
黒味が改善しています。

 

 

 

 

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天部の角も同様に。。。。

 

 

 

 

 

 

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持ち手も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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真鍮の無垢板から「D」の文字を作成してメッキ加工を施します。

 

 

 

 

 

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ロゴマークも復活しました。

 

 

 

 

 

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柔らかく擦れに弱い革で底角だけでなくキルティング加工の凸部分があり、
擦れが避けられない構造のバッグです。

革の繊維まで染め込まれた革なら多少の擦れは目立たないのですが、
表皮が剥がれると擦れ部が白く目立ってしまいます。

少しでも耐久性を上げるためにコーティング加工を施していますが、
良い状態を保つためには丁寧に取り扱うしか方法がありません。

お洒落でカッコいいバッグですので出来るだけ良い状態が保てるように、
工夫しながら大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)

有限会社レザークリエーション御中

御世話になっております。
開封したところ綺麗に蘇っていて感動しております。

これは1年ほどしか使用してませんが、デザイン上、すり傷がつきやすいのだなと
ブログを拝見して思いました。

早めにメンテナンスして良かったとつくづく思いました。
こちらのチャームのイニシャルも修理に出すまで取れていたと気が付きませんでしたが
レディディオールと同様にきれいに仕上げていただきありがとうございました。

修理をお願いして気づきましたが、大切に扱う、お手入れをする、早めにメンテナンスをする!
今後はこれらに気を付けて大事に使っていきたいと思います。

蘇らせていただきありがとうございます。
またなにかありましたらお願いいたします。

この度は本当にありがとうございました。
段々と寒さが増して参りますのでご自愛のほどを。

東京都 K 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
丁寧に取り扱いながら大切に長くご愛用ください。

フェラガモの補修

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サルバトーレフェラガモのトートバッグです。

 

 

 

 

 

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白いマニキュア汚れが布地の本体に付いています。

 

 

 

 

 

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持ち手は表皮が剥がれて白くなるほどスレスレ状態です。

 

 

 

 

 

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コバ面も塗料が剥がれて傷んだ芯材が露出しています。

 

 

 

 

 

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ボール紙の芯材は劣化が進行していますが革の厚みがあるので、
強度的には大丈夫です。

 

 

 

 

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天部テーピング革もスレスレ。

 

 

 

 

 

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底角は擦り切れて穴が空いています。

 

 

 

 

 

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底角は解体して強化したあと縫い込みます。

 

 

 

 

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当然ながら内張りを解体して裏返さなければ縫製できない部分です。

 

 

 

 

 

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スレスレだった革パーツを補色加工で整え、マニキュア汚れも綺麗に取り除きました。

 

 

 

 

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同様に。。。。

 

 

 

 

 

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テーピング革も。。。。

 

 

 

 

 

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底角4箇所の穴空きもなくなりスッキリです。

 

 

 

 

 

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同様に。。。。。

 

 

 

 

 

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使い込まれたトートバッグですが、もう一頑張り活躍してくれそうです。
大切に長くご愛用ください。
by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

有限会社レザークリエーション御中

御世話になっております。
3日に受け取りました。
開封したところ綺麗に蘇っていて感動しております。

フェラガモ キャンバス地 トート
こちらは使い倒したバッグで、もう処分対象かなと思っていたものです。

しかし、この回復レベルにびっくりです。
とても便利に使っていたものなので、また活躍できます!

東京都 K 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
丁寧に取り扱いながら大切に長くご愛用ください。

キーケース修理

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ボッテガベネタのキーケースです。

ホルダー金具のフックが抜け落ちていますので、
当社推奨の代用金具で交換します。

 

 

 

 

 

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革巻きホックは革が擦り切れて金具全体が露出するほど使い込まれた品です。

 

 

 

 

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ホルダー金具の土台部分を革に差し込んだ特殊な取り付け方です。

少し工夫すれば解体しなくても金具交換は可能ですが、
今回は解体して金具交換します。

 

 

 

 

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解体してみると金具を固定している部分は接着されていない薄い革一枚です。
金具を固定する部分が心配でしたので解体してみましたが、やはり強化が必要です。

 

 

 

 

 

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耐久性のある丈夫なホルダー金具で交換完了です。

 

 

 

 

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縫製したあと、コバ面も整えて仕上げ直しました。

 

 

 

 

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金具同士が擦れあって摩耗してしまうホルダー金具は消耗パーツです。

メインで使用する鍵は取り付けるフックをローテーションして使用すると、
長持ちさせることができます。

大切に長くご愛用ください。

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グッチのキーケース

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損傷が激しいグッチのジッピーキーケースです。

 

 

 

 

 

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内側はカードポケットもあり便利に使えるキーケースです。

15年使用された品ですので全体に損傷が見られますので、
リニューアルリペア加工を施します。

 

 

 

 

 

 

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革が劣化していて張り付いています。
しかし、剥がさなければ解体できませんので・・・・・

 

 

 

 

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今回は使い込んだ傷など見た目の改善よりも構造的な部分を改善させる方向で、
加工のご依頼をいただいていますが、この辺りは改善させる必要がありです。

 

 

 

 

 

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ホルダー金具には歪みが見られます。

フック金具が抜け落ちる度にご自身で修正されてたのでしょうか?
摩耗が激しく金具交換が必要です。

 

 

 

 

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対面の金具や取り付けた鍵が擦れてしまうのでカードポケットは穴が空いています。
頂き物で使い続けたい品とのことですのでパーツ交換せず補修加工で穴を塞ぎます。

 

 

 

 

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折り曲げ部は縫い直すことができないほど革が擦り減っています。

 

 

 

 

 

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折り曲げ部はボロボロ。

 

 

 

 

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反対側も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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ステッチより外周は革が擦り切れて欠損して芯材だけの状態です。

 

 

 

 

 

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ファスナーも擦り切れて穴が空いていますので交換が必要です。

 

 

 

 

 

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バラバラ。

 

 

 

 

 

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カードポケットの内張りも擦り切れて穴が空いていますので張替が必要です。

 

 

 

 

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ボール紙の芯材も劣化しています。

 

 

 

 

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外面革の芯材を取り外すと・・・・

 

 

 

 

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ステッチより外周は擦り切れて欠損していることがわかります。

このままでは縫製できませんので大きく欠損した折り曲げ部だけでなく、
外周全体を部分的に作成して縫製できる状態にして組み立て直します。

 

 

 

 

 

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リニューアルリペア加工の完了です。

 

 

 

 

 

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カードポケットの擦り切れ穴を修復してマチ部材など各部に強化加工を施しています。

 

 

 

 

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ステッチより外周も復活しました。

 

 

 

 

 

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縫い直すことも不可能だった折り曲げ部も同様に。。。。

 

 

 

 

 

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使い込んだ傷などを残しながら構造面を整え、
強度的には新品時より丈夫になるように仕上げ直しています。

大切に使い続けたいと思える品に出会う機会は多くありませんので、
限界を超えるまで使い続けるよりも早めのメンテナンスを繰り返しながら、
良い状態を保ち続けるのが最善です。

大切に長くご愛用ください。

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