ルイヴィトン ベルトのカット加工


ベルト全体に小さな四角い穴がパンチングされて格子柄になったヴィトンのベルトです。

 

 

 

 


12センチ短く加工したいのですがバックル側も先端も切り取れる部分がありません。
短くするのも長くするのも困難なデザインです。

 

 

 

 


穴だらけのベルト中央にはLV刻印が刻まれていて、
デザイン変えずに短くするのは不可能?

 

 

 

 


長さ調整の穴が6個あります?

短くするためにLV刻印を無視して穴を追加されたようですが、
間隔も少し広いようでバランスが悪く残念です。

ベルトやショルダーの調整穴は通常は奇数です。
奇数でないと「真ん中の穴」というものが存在しなくなります。

「真ん中の穴」に合わせてサイズ選びすると痩せても太っても調整可能ですし、
装着した時もバランスがよく見えます。

 

 

 

 


悪戦苦闘しましたが12センチカット加工の完了です。

 

 

 

 


ベルトのデザインを変更することなく加工しています。

穴を追加してしまう前にご依頼をいただいていたら・・・・と少し残念ですが、
今回は本来の「真ん中の穴」に合わせてカット加工のご依頼をいただきましたので、
装着時もバランスよく服装や体型の変化にも調整可能です。

丈夫に仕上げていますので強度の心配もありません。
安心して活用ください。

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ルイヴィトン ベルトM9606のカット加工


ルイヴィトンのベルトです。
5センチ短くする加工するをします。

 

 

 

 

 


バックル金具を取外せば素人加工でもカットできそうですが・・・・

頑丈にビスが固定されていることが多く傷つけたり、ビス折れすることもあるので要注意です。

 

 

 

 


バックルを取り外すと先端は複雑な形をしています。
サイズや形状をピッタリに作成しなければバックルがグラグラ動いてしまいます。

今回はベルト裏面の刻印部分を残すため裏面のみ継ぎ足し加工します。

 

 

 

 


通常は5箇所の長さ調整穴が6箇所になっています。
追加した穴の大きさも違いますしベルトの穴は奇数がバランスよく残念です。

ベルトは真ん中の穴でサイズを合わせるのが基本で装着時の重なりもバランス良くなります。
追加で穴を空けてしまう前にカットのご依頼をいただけると良かったのですが・・・・

 

 

 

 

 


刻印部を移設してベルトに残しながら5センチカット加工しました。
装着すると見えませんが刻印を残したい気持ちは理解できますねぇ~。

 

 

 

 


今回はベルトの表面と裏面で別々の加工をして組み立て直すカット方法で、
通常のカット加工の何倍も手間が掛かっています。

強化芯材も入れ込んで丈夫に仕上げていますので、
安心してご活用ください。

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OLD VUITTON papillon リニューアルリペア


1980年代に作成されたとおもわれるルイヴィトンのpapillonです。

 

 

 

 


持ち手は限界ですねぇ~。

 

 

 

 


ファスナー交換を他社様でされた形跡があります。
使用されているファスナーも残念な品質ですが縫製が酷いので苦労しそうです。

 

 

 

 


ファスナー縫製部分を内張りから見た様子です。

 

 

 

 


外面の本革パーツ部分は限界を迎えていますので全交換します。

 

 

 

 

 


加工完了ではなく、これは1994年モデルの我が家のパピヨンです。

持ち手など革パーツはヌメ革仕様に変更されてからでも15年以上経過していますから、
我が家のパピヨンでも、オールド感があるのですが・・・・

 

 

 

 


同じ茶色の革でも我が家のモデルは型押し加工された革です。

天然革には傷やシワが必ずありますが、型押し加工すると傷などを誤魔化せるので、
一枚の革から製品に使用できる部分が多くなり作業性も高くなります。

古いモデルはステッチのラインが、かなり内側で縫製は野暮ったいですねぇ~。
この辺りはイタリー製品を見習って新しいモデルの方が洗練されてきた感があります。

 

 

 

 


バラバラに解体です。

 

 

 

 


革パーツの作成だけでなくモノグラム地の裏面にも強化加工を施して組み立てます。

 

 

 

 


当時のヴィトンがよく採用していた革の編み込みタイプの引手で、
オールド感を演出しながらファスナー交換しました。

 

 

 

 


ご依頼通りヌメ革でも型押し革でもなくスムース革で各パーツを作成しています。

強化芯材を入れ込んでいますので新品時より頑丈です。
ステッチのラインだけは現代風にスッキリと。。。。

 

 

 

 


色落ちやボールペン汚れもありましたし、ファスナー交換時の損傷も残念でしたので、
内張りも本革で新品作成しました。

 

 

 

 


長年の間、頑張ってくれた革パーツたちは、よく頑張りました!

現代風のヌメ革パーツに交換される方が多いのですが、
茶色の革の方が重厚感があり、いいですねぇ~。
ヌメ革タイプからオールドタイプにしたい方が増えるかもしれません。

限界まで使い続けるよりも定期的なメンテナンスで良い状態を保ちながら、
大切に長く愛用されることをお勧めいたします。

大切にご使用ください。
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BOTTEGA VENETA財布のクリーニング


BOTTEGA VENETA Wallet です。

キーケースと見間違うサイズでコンパクトなんですが小銭入れまで完備した財布です。
手垢汚れや色落ち・変色が気になる状態です。

 

 

 

 

 


反対面はボッテガらしくメッシュです。
後面も全体的に色落ちや汚れが見られます。

 

 

 

 


キーケースに小銭入れを取り付けたようなサイズです。

小銭入れカブセとメッシュ本体の間にもポケットが有り、
その中は擦れないので良い状態を保っています。
ポケットの中の色を基準に補修補色加工します。

 

 

 

 


色落ちや汚れも気になりますが外周はメッシュ革がめくれています。

 

 

 

 

 

 


小銭入れのカブセを開閉する度に爪が当たるコバは塗料が剥がれています。

汚れシミが各部に有りますがホック金具の影響でできてしまう黒いシミが目立ちます。

 

 

 

 


どうしても汚れてしまう小銭入れの内側です。

外面の補修補色加工とコバの仕上げを承っているだけですが・・・・

 

 

 

 


札入れやカードポケットに小銭入れも完備で機能満載のコンパクト財布です。

外面は残念な状態ですが内側を見ると大切にされていることがわかりますねぇ~

 

 

 

 


小銭入れの内側のクリーニング完了です。

 

 

 

 

 


ボッテガの素材は汚れが染み込みやすく擦れにも弱いデリケート素材です。
良い状態を保ちながら使い続けるのは難しいです。

 

 

 

 


これだけ、コンパクトで高機能だと一度使用すると手放せなくなりそうですねぇ~。

 

 

 

 


ボッテガベネタの革は汚れが染み込みやすく擦れにも弱いデリケートな革です。
汚れが染み込みにくい加工を施して仕上げていますが、
見た目を整える加工では強度はアップしていませんの擦れには注意が必要です。、

大切にご使用ください。
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グッチのショルダーポシェットの内張り交換とクリーニング


OLD GUCCIのポシェットです。

 

 

 

 


ショルダー紐など外面の革パーツは擦れや汚れが満載です。

 

 

 

 


高品質時代に作成された古い品ですので素材も作り込みも良い品です。

 

 

 

 


内張りの合成皮革は劣化していて使用できない状態です。

元の合成皮革に近い色合いの本革で内張りを作成交換します。

 

 

 

 


内張りに縫い付けられた古いグッチのエンブレムがカッコイイ!!

 

 

 

 


本革の内張りに移設して元通りに取り付けています。

これでベタツキ劣化することはなくなり安心して長く愛用いただけますね!

 

 

 

 


外面の革パーツもスッキリと。

 

 

 

 


底角なども同様に。。。

 

 

 

 


これくらい古い品になると労わるように丁寧にご使用になり、
できる限り長く現存させるつもりでご使用になるのがベストです。

 

 

 

 


しかし良い品だからと、しまい込むのはナンセンスですしバッグにも良くありません。
大切に扱いながら良い状態を保ってご使用ください。

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CELINE セリーヌ財布の修理


CELINE セリーヌ財布です。

画像下側の財布から診断します。

 

 

 

 


外周のテーピング革が擦り切れています。

 

 

 

 


この辺りもテーピング革が擦り切れてなくなっています。
よく見るとテーピング革のラインに沿って本体に切り傷が見られます。

 

 

 

 


内側の小銭入れ部は内張りが擦り切れて穴が空いています。

 

 

 

 


こちらは別の財布ですがテーピング革はスレスレ状態です。

 

 

 

 


こちらの財布もテーピング革に沿うように本体に切り傷が見られます。
製造工程での損傷なのですが新品時は気が付かない損傷です。

 

 

 

 


この辺りも同様に。。。

 

 

 

 

 


同じく。。。

 

 

 

 


テーピング革を解体です。

 

 

 

 


使い込んで出来た損傷ではなく製造段階で付いた亀裂であることがわかります。

 

 

 

 


同様に。。。

 

 

 

 


こちらの財布は製造上の損傷は軽傷ですが折り曲げ部が欠損しています。

どちらの財布もテーピング革の交換だけでなく本体の復元強化加工が必要ですね。

 

 

 

 


小銭入れも解体して内張りを交換します。

 

 

 

 


ホックも破損していましたので交換しました。

 

 

 

 


テーピング革の交換も完了です。

 

 

 

 


小銭入れの内側は本革の贅沢仕様で耐久性もアップさせています。

 

 

 

 


もう一つ、セリーヌ財布をお預かりしていました。

 

 

 

 


外周ファスナーのスライダー金具が折れて引手金具が外れています。

 

 

 

 


内側のファスナーもスムーズではありませんので調整加工します。

 

 

 

 


スライダー金具を交換して完了です。

引手金具はもっと大きなスライダーに取り付けるためのサイズのようで、
少し無理のあるサイズが使用されています。
ファスナー交換時には大きなファスナーに交換する方が引手金具が安定し、
スライダーが折れてしまうトラブルも軽減しそうです。

 

 

 

 


本体を強化してテーピング交換しましたので安心してご使用いただけます。

大切にご使用ください。

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(お手紙紹介です)

レザークリエーション殿

○○です。(セリーヌ財布)
先ほど、自宅に帰って来れましたので、財布とともに、ブログも拝見いたしました。
結構、修理自体が大がかりなことと、気がつかなかった傷が有ったことには驚きました。

家内も喜んでおります。丁寧な修理ありがとうございました。
新しく買ってしまうのは簡単なことですが、思い入れなど捨ててしまうことになります。
修理が出来ると言うことはすばらしいことですね。

ご縁がありましたら、また、よろしくお願いいたします。

福岡市 M 様

解体してみないと正確な状態を把握できないことは作業する私どもでもあります。
見過ごすことができない損傷が見つかると愕然としますが、
臭いものに蓋をするような修理はできませんので作業工程が増すばかりで悪戦苦闘しています。
財布外周部は新品時より頑丈に仕上げていますので安心してご使用ください。
ありがとうございました。