グッチ財布の修理


使い込まれ外周が擦切れたグッチ財布です。

 

 

 


外周は擦れが見られ折り曲げ部は裂けています。

 

 

 


反対側の折り曲げ部も同様に。。。

 

 

 


後面は外周だけでなく外面にも擦れが見られます。

 

 

 


擦切れた布地を織り直すことは出来ません。

 

 

 


外周は全体的にスレスレで角部や折り曲げ部は穴が空いていますので、
本革でテーピング加工を施して引き続き活用できる状態にします。

予定外ですがカブセの折り曲げ部にもホツレが見られます。

 

 


ロック金具のベロ革はボロボロです。

 

 

 


ベロ革を取り外して強化加工を施し組み立てます。

 

 

 


ベロ革の付け直しのためには大きく解体が必要。
擦切れた布地外周にはテーピング加工を施して組み立て直します。

 

 

 


外周テーピング加工の完了です。
カブセ両側の折り曲げ部ホツレも縫い直しておきました。

 

 


外面パーツ単体でテーピング加工したことで後付け感がなくスッキリ。

 

 

 


強化したベロ革は新品時より丈夫に仕上げ直しています。

引き続き活用するために擦切れ部を補強したテーピング加工ですが、
高級感も増して引き続き活用できます。

大切に長くご愛用ください。

 

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キーポルの修理


ヴィトンのボストンバッグ(キーポル バンドリエール)と、
プラダのバッグとエルメスのクロシェットとカデナです。

 

 

 


プラダのバッグは傷んだ持ち手を作成交換します。

 

 

 


内張りを解体しなければ持ち手を取り外すことが出来ない構造です。

 

 

 


内側などの革パーツも持ち手同様に擦れが目立ちます。

 

 

 


エルメスの南京錠(カデナ)は変色が見られますので磨きのご依頼です。

 

 

 


ショルダーベルトを取り付けられるタイプのキーポルバンドリエールは、
ヌメ革パーツの作成交換です。

附属のショルダーベルトも革が硬化してひび割れていますので作成します。

 

 


ショルダー先端のメッキが剥がれたナスカン金具は再メッキ加工します。

 

 

 


内側の革パーツです。
ほとんど見えなくなっていますがVI.882という刻印があるので、
内側のヌメ革パーツは残しておきたいとのこと。

外面の革パーツは新品のヌメ革で作成交換します。

 

 

 


解体して持ち手を取り外しました。

 

 

 


革パーツの汚れを取除き擦れ部を整える補修加工のあと補色します。

 

 

 


キーポルバンドリエールもバラバラに解体。

 

 

 


研磨することで綺麗になる真鍮金具は時間を掛けて磨きます。

 

 

 


エルメスのカデナも磨くと綺麗になります。

 

 

 


プラダは持ち手を作成交換して革パーツの補修補色加工の完了です。

 

 

 


スレスレだった内側も改善。

 

 

 


キーポルバンドリエールのリニューアルリペア加工も完了です。
最高品質のヌメ革を使用しています。

 

 

 


負担が掛かる部分は内側からもヌメ革を貼り合せて、
強化芯材も入れ込んでいます。

既製品は一枚革を折り返しただけですので格段に強度アップしてます。

 

 

 


ショルダーを取り付ける付け根革も同様に。。。

新しくなっただけに見えるパイピング革も芯材を入れていますので、
型崩れ防止の効果がアップしています。

 

 

 


ショルダーベルトも作成交換してナスカン金具は再メッキでピカピカ。
ショルダー全体に強化芯材を入れ込んでいますので丈夫です。

 

 

 


最高品質のファスナーで交換しながら引き手金具も再メッキしました。

 

 

 


カデナの磨き加工も完了。

 

 

 


プラダの持ち手は丈夫な革で作成していますので安心して活用できますが、
他の革パーツは擦れに弱い素材ですので丁寧な取り扱いが必要です。

カデナは無垢素材ですので酸化すると変色しますので、
ご自身でも定期的に磨くことで綺麗な状態を保てます。

最高品質時代のキーポルは買換えることが出来ないバッグです。
出来る限り良い状態を保ちながら大切にご愛用ください。

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(お手紙紹介です)

〇〇〇〇〇です。
この度もお世話になっております。

今日受け取りました。

解体されてバラバラになってしまったキーポルをブログで拝見していたのですが、
今日戻ってきた、以前使われていた30年以上前の革を見ていると、
よくここまで耐えてくれていたなと思いました。
それに何でしょう…、
もう表現できる言葉が出てこないほど細かい作業をして下さって
ありがとうございました!
金具はピカピカ輝いていて、
内側はミシンの穴まで揃っているしキーポルが蘇りました、
本当にありがとうございました!
プラダのバッグもまた長く使えます。
カデナは自分で磨いているつもりが
どんどん傷ばかりついてしまってついに錆びてしまいました。
3個とも全て蘇りました。
今回も素敵なお心遣いを頂きましてありがとうございます。
またご縁を頂く機会がありました時はよろしくお願い致します。

 

埼玉県 S 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
活用すれば擦れや汚れは避けられない物ですが、
出来る限り良い状態を保てるように、
丁寧に取扱いながら大切に長くご愛用ください。

エルメス シャネル プラダ


エルメス(ヌメア)とシャネル(キャビアSD)とプラダのキーケースです。

 

 

 


プラダのキーケースはホルダー金具を交換します。

 

 

 


シャネルのキャビアスキンのチェーンショルダーバッグは、
外面の擦れや汚れを補修補色加工します。

 

 

 


擦れて表皮が剥がれた部分に汚れが染み込んで変色した部分が目立ちます。

 

 

 


全体に薄汚れています。

 

 

 


製造時のボンド汚れも経年劣化で変色。

 

 

 


塗装や革の表皮の何倍も深い傷は塗装で消えることはありませんが、
このままでは補色すらできませんので補修加工で改善させます。

 

 


エルメスのヌメアも擦れや色あせが各部に見られます。

 

 

 


色が剥がれた部分だけが目立ちますが全体に色あせています。

 

 

 


カブセ外周も擦れやすい部分です。

 

 

 


カブセのベルトは全体的に色が剥がれて白くなっています。

 

 

 


使い込まれた年代物ですので革素材が劣化して、
ひび割れています。

 

 

 


反対側も同様に。。。

クリーニングや補修補色加工で革がひび割れた劣化が改善しませんが、
切れて使えなくなる心配もない構造のショルダーです。

 

 

 


カブセは鋭角に折れ曲がって変型しています。

カブセを解体して強化しながら出来る限り補正してみます。

 

 

 


シャネルの附属パーツを取り外したところです。

 

 

 


ショルダーの中革は予定外でしたが補修補色加工します。

 

 

 


クリーニング加工を施すと薄汚れ程度ではありませんでした。

 

 


金具も洗浄しました。

 

 

 


エルメスのヌメアのカブセの中です。
最高品質の革で作成されていますが変型型崩れを抑える芯材はありません。

 

 


ホルダー金具の交換完了。

元の金具よりは耐久性の高い金具を使用していますが、
フックをローテーションして使用するのが長持ちの秘訣です。

 

 

 


キャビアスキンのクリーニングと補修補色加工の完了です。

 

 

 


底角やパイピングの擦れや変色も改善。

 

 

 


こちら側も同様に。。。

 

 

 


エルメスのヌメアもクリーニングと補修補色加工の完了です。

 

 

 


底角や擦れ部も目立たなくなりました。

 

 

 


全体に色あせて白くなっていたショルダーベルトも本体と同色に改善。

 

 

 


鋭角に折れ曲がって変型していたカブセ天部も補正加工しました。

素材自他に劣化が見られる状態ですので、
悪化を抑えるために出来る限り塗装を控えめに見た目を改善させています。

 

 


活用すれば擦れや汚れは避けられないものですが、
丁寧に取扱うことで悪化を遅らせることは出来ます。

出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。

 

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GUCCIの加工


大きく大容量のグッチのバッグです。

 

 

 


各部に擦れや色あせが見られますが今回はカブセの加工のご依頼です。

 

 

 


カブセは差し込んでいるだけですので持ち歩いていると抜けてしまいます。

 

 

 


バッグを揺すると100%でカブセが外れて開いてしまいます。
防犯上も心配ですのでマグネットロック金具を取り付けます。

 

 

 


内張りを解体してマグネットロック金具を取り付けました。

 

 

 


デザインの変化がないようにループ革の下に取り付けています。
バッグを激しく揺すってもカブセが外れることは100%ありません。

 

 

 


差し込み部の下から指を滑り込ませるようにカブセの差し込みを上げると、
簡単にカブセを開くことができます。

早いスピードでカブセを引き抜くことでもマグネットは外れますが、
スマートではないので下から押し上げるのが良いと思います。

 

 

 


カブセ側も解体してマグネットの凸側金具を取り付けています。
凹側も凸側も金具の取り付け部には強化加工を施していますので丈夫です。

 

 

 


カブセが自然に開いてしまうことに対応しながらも、
マグネット金具が目立たないように取り付け部を考慮しました。

知らない間にカブセが開くことはありませんので、
今後は安心して活用いただけます。

大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)
この度はありがとうございました!
どこの店舗でも受けてもらえなかった修理を受けていただき、
大変感謝しております。

 

千葉県 O 様
今回加工を先送りされた色あせや擦れの改善も
革素材が劣化する前に改善させることをお勧めします。
大切に長くご愛用ください。

ボッテガの擦れ


ボッテガベネタのバッグ2点とホワイトハウスコックス財布です。

 

 

 


底角には深い傷があり革の繊維が露出しています。

繊維の荒さから床革に表面加工した素材のようで、
耐久性は期待できない素材です。

 

 


編み込まれた持ち手も擦れが見られボンド汚れも目立ちます。

 

 

 


同様に。。。

 

 

 


メッシュのバッグはラムスキンの本革です。

 

 

 


柔らかくデリケートな革で擦れには弱いです。

 

 

 


ファスナーサイドの擦れは避けることが出来ない構造。

 

 

 


汚れが染み込んで素材劣化も見られる持ち手。
外面の汚れを取除き擦れ部を補修して補色します。

 

 

 


ホワイトハウスコックスの財布は当社で外面を張り替えたことがある品。

 

 

 


今回は内布のヤブレ部を作成交換します。

 

 

 


ポケットのヤブレは札入れ部のヤブレと同じです。
一枚の布地ですのでポケットが裂けると札入れ部にも損傷が出ます。

 

 


汚れを取除くと底面外周に素材劣化でひび割れが見られます。

 

 

 


メッシュのバッグも汚れを取除くと擦れ具合が鮮明です。
全体的に色あせもありますので擦れ部を整えてから補色します。

 

 

 


汚れが染み込んでいた持ち手も同様に。。。

 

 

 


解体して内張りを作成しますが今回は2重構造で、
ポケット部が裂けても札入れには問題が出ないようにします。

 

 


外面クリーニングと補修補色加工の完了です。

 

 

 


持ち手の擦れやボンド汚れも改善。

 

 

 


メッシュのバッグも外面のクリーニングと補修補色加工の完了です。

 

 

 


汚れや擦れが見られた持ち手も改善しています。

 

 

 


二重構造ですので強度アップもしています。

 

 

 


メッシュのバッグやホワイトハウスコックス財布は、
丁寧に活用すれば長く愛用することが出来る素材です。

白のボッテガは丁寧に活用しても傷みが出やすい素材ですので、
出来る限り中身を減らして軽くすることをお勧めします。

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レディディオールの汚れ


使い込まれたレディディオールです。

 

 

 


底角は表皮が剥がれ革の繊維が毛羽立っています。

 

 

 


表皮が剥がれると汚れも染み込みやすくなります。

 

 

 


天部口周りも同様に。。。

 

 

 


底角や外周だけでなく全体的に擦れや汚れが目立つ状態です。

 

 

 


ここまで汚れが染み込む前にメンテナンスするのが最善です。

 

 

 


持ち手は全体的に表皮が剥がれて汚れが染み込んでいます。

 

 

 


ステッチが茶色く変色した部分が画像部以外にも数カ所あります。
生産時の接着剤が原因だと思われます。

 

 

 


附属パーツを取り外して汚れを取除き毛羽立った擦れ部を補修します。

 

 

 


持ち手には革が擦切れて破れた部分があります。
作成交換もご提案しましたが今回は補修で対応します。

 

 


外面のクリーニングと補修補色加工の完了です。
擦れて毛羽立っていた底角も改善。

 

 

 


各部に見られた接着剤の染みだし部も綺麗になりました。

 

 

 


擦れや汚れが激しかった部分も改善しています。

 

 

 


手垢汚れで変色した持ち手も出来る限り改善させました。

 

 

 


口周りや外周外面など全体的に擦れや汚れが見られたバッグですが、
クリーニングと補修補色加工で改善しました。

汚れが目立つ色ですし持ち手にはヤブレも発生したバッグですので、
出来る限りよい状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。

 

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