LOUIS VUITTON ベルトのサイズカット

lv belt (1)
ルイヴィトンのベルトです。
5センチカットして短く加工します。

 

 

 

 

lv belt (2)
バックルを取り外して5センチ切り落としてバックルに付け直すだけ???
簡単に説明すると、その通りですが・・・・

バックルに通して折り返す部分は革の厚みを調整しなければ折り返すことができません。
既製品は裏面の革の表皮を削り取り、薄く加工することで折り返しやすくしています。

しかし、バックルの付け根は負担が掛かる部分です。
裏面の革は丈夫な表皮部が削り取られて繊維の荒い床革だけが薄く残った状態です。
バックルを取り付けてしまえば内側で見えない部分ですが強度に不安が残ります。

当社ではベルトを解体して強度のない床革部分を削り取り厚みを調整します。
その上、強化芯材を入れ込んで組み立て直しますので新品時より頑丈なります。

 

 

 

 

 

lv belt (3)
表革と裏革を一度剥がして解体するのには、もう一つ理由があります。
バックルに通す部分を折り返すと内径になる裏革はダブリが出ます。

裏革がシワになってダブリが出ても裏側ですので見えませんが、
負担は表革だけに掛かるようになり・・・・・・・・・・。

面倒だけど既製品では施せない工夫と加工を施しているということで・・・す。
構造的な説明は難しいですねぇ~

 

 

 

 

 

lv belt (4)
ちゃんと説明できませんでしたが、ご依頼通り5センチ短くなりました。
外観からは見えない部分も頑張っています。

 

 

 

 

lv belt (5)
当社で加工した部分は新品時より丈夫に仕上がっていますので、
安心してご活用ください。

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ルイヴィトンM61663 財布のベタ付き劣化

lv m61663 gama (1)
ルイヴィトンM61663 ガマ口財布です。

 

 

 

 

lv m61663 gama (2)
綺麗に使用されている財布ですが内張りの合成皮革の劣化は避けられません。

 

 

 

 

lv m61663 gama (3)
折り曲げ部のホツレやポケットの縫い合わせ部に亀裂が見られます。

 

 

 

 

lv m61663 gama (4)
折り曲げ部と同様に、この部分も傷みやすい部分です。

今回は内張りの合成皮革部を本革仕様にして、
傷みやすい折り曲げ部は強化加工を施します。

 

 

 

 

lv m61663 gama (5)
口金金具も取り外しバラバラに解体。

 

 

 

 

lv m61663 gama (6)
劣化した合成皮革が対面の本革部材に色移りしています。

劣化した合成皮革は悪化する一方ですので、
関係のない部材に悪影響を与える前に早めの修理が最善です。

 

 

 

 

lv m61663 gama (7)
色移りした汚れを取り除き、合成皮革部は本革で張り替え完了です。
外周のコバ仕上げも施していますのでスッキリです。

 

 

 

 

lv m61663 gama (8)
2度とベタツキ劣化しませんし折り曲げ部の強化で安心して使用いただけます。

10年以上経過した財布ですが良い状態をキープしていますので、
引き続き大切にご使用ください。

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(お手紙紹介です)

お世話様です。
本日、財布とバックを受取りました。

綺麗に修理していただきありがとうございます。

財布は先日までさわるたびにベトベトしてがっかりしていたのが
嘘のようです。
修理して頂いた財布は新品ではないけれど
思い出の詰まった大切な財布です。
甦って使えることに感謝します。

また、マルソーですが余計な場所まで修理させてしまい申し訳ございません。
チャックが驚くほどスムースに使えます。
こちらは大事に使いながら早くリペアに出せるよう頑張りたいと思います。

素敵な○○○もありがとうございました。

次回の修理もよろしくお願いいたします。

神奈川県 I 様

財布もマルソーも最高品質の素材で丁寧に作成された良品です。
大切に長くご愛用ください。

OLD VUITTON Marceau ファスナー交換

lv marceau (1)
ルイヴィトンのマルソーです。
各部の仕様から70年代に作成された古いバッグだと推測できます。

 

 

 

 

lv marceau (2)
古い品ですので本革の内側もシンプル。

 

 

 

 

lv marceau (3)
年代から見ると良い状態ですがパイピング革はスレスレです。

 

 

 

 

 

lv marceau (4)
底角はパイピング革が擦り切れています。
ここから先はモノグラム地が擦り切れてきますので要注意です。

 

 

 

 

lv marceau (5)
今回は擦り切れて破れたファスナーを交換します。

数十年前からルイヴィトンはYKKのファスナーを使用していますが、
このバッグはエクレール社のファスナーです。

 

 

 

 

lv marceau (6)
ファスナーを取り外してみるとマチには亀裂が見られます。

 

 

 

 

lv marceau (7)
反対側も同様に。。。。

ファスナー交換のみご依頼いただいていますが、
当社では見過ごすことのできない損傷です。

 

 

 

 

 

lv marceau (8)
亀裂があったマチには重症化しないように補強加工を施してファスナー交換しました。

 

 

 

 

 

lv marceau (9)
反対側も同様に。。。

 

 

 

 

lv marceau (10)
ファスナーメーカーのロゴマークなのでヴィトンとは関係ありませんが、
ご要望通りエクレール社の引手金具を再利用しています。

小さな刻印でよく見ないとわからない部分ですが
本来は開閉が楽なように手編みの引手革が装着されているモデルです。

メンテナンスを遅らせれば重症化して取り返しがつかなくなることもあります。
貴重なバッグですのでなるべく良い状態を保ちながらご使用ください。

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(お手紙紹介です)

お世話様です。
本日、財布とバックを受取りました。

綺麗に修理していただきありがとうございます。

財布は先日までさわるたびにベトベトしてがっかりしていたのが
嘘のようです。
修理して頂いた財布は新品ではないけれど
思い出の詰まった大切な財布です。
甦って使えることに感謝します。

また、マルソーですが余計な場所まで修理させてしまい申し訳ございません。
チャックが驚くほどスムースに使えます。
こちらは大事に使いながら早くリペアに出せるよう頑張りたいと思います。

素敵な○○○もありがとうございました。

次回の修理もよろしくお願いいたします。

神奈川県 I 様

財布もマルソーも最高品質の素材で丁寧に作成された良品です。
大切に長くご愛用ください。

ルイヴィトン ダミエ財布N60017の修理

lv damier n60017 (1)
ルイヴィトン ダミエ財布N60017です。

既に最新のモデルも購入されていましたが、
ご家族からプレゼントされた品で大切にしたいとご依頼をいただきました。

 

 

 

 

lv damier n60017 (2)
折り曲げ部はボロボロ。
ダミエ地に張り合わされて布芯が赤いので損傷部が目立ちます。

 

 

 

 

lv damier n60017 (3)
こちら側はもっと重傷です。

布芯が赤でない年代もあるのですが・・・・
スピーディやチェルシーなど内張りのないダミエバッグでわかるように、
復刻当初は茶色でしたが数年で赤に変わりました。

ダミエバッグの素材をそのまま使うと、
新品時には問題がなくても損傷が出ると目立ちすぎます。

できれば財布だけは別色の布芯にして欲しいですね~。

 

 

 

 

lv damier n60017 (4)
内側の様子です。

全体的に型崩れしていましたが内側の折り曲げ部に大きな波打ちシワがあります。

 

 

 

 

lv damier n60017 (5)
外面のダミエ地が縮んで内側の部材サイズと合わなくなったために、
革が波打ってシワになっています。

 

 

 

 

lv damier n60017 (6)
解体してみるとダミエ地の裏側全体が赤い布芯であることがわかります。
折り曲げ部辺りは裏側から見ても大きく欠損しているのがわかります。

 

 

 

 

lv damier n60017 (7)
折り曲げ部の復元強化加工の完了です。

丈夫な強化芯材を入れ込んで縫製していますので新品時より頑丈です。

 

 

 

 

lv damier n60017 (8)
大きく波打って変形していた革も修正しました。

 

 

 

 

lv damier n60017 (9)
こんな状態で残念すぎる状態でしたが・・・・

 

 

 

 

lv damier n60017 (10)
赤い傷口もなくなり強化加工で強度もアップしていますので、
気持ちよくご使用いただける状態です。

手放すことのできない大切な品ですので、
これまで以上に丁寧に長くご使用ください。

 

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ヴィトン モノグラム・ティセ M56386の補修とクリーニング

lv m56386 (1)
2008年コレクションのモノグラム・ティセ /サック・レイユールPM です。
布地にアンティークっぽくモノグラム柄を樹脂コーティングした素材です。

 

 

 

 

 

lv m56386 (2)
こちらはマチに取り付けられた金具ループです。
白い革やオレンジと白のラインや多数の金具類などでデコレーションされています。

全体的に汚れが目立ちますのでクリーニング加工などを施します。

 

 

 

 

lv m56386 (3)
一枚目の画像では白く見えていたベルトも近くで見ると汚れが目立ちます。

 

 

 

 

lv m56386 (4)
革のループの下に隠れていた部分と比較すると白とは呼べない状態です。

 

 

 

 

lv m56386 (5)
ベルトの裏側は汚れないはずなんですが、表面よりも汚れて悲惨な状況。

本体に密着している裏側が汚れているということは本体が色落ちしている証拠です。

 

 

 

 

lv m56386 (6)
本体にペイントされたオレンジと白のラインも汚れが目立ちます。

 

 

 

 

lv m56386 (7)
バッグの後面です。
なんと!本体に大きな穴が空いています。

 

 

 

 

lv m56386 (8)
白いラインには他の汚れとは違う黒い汚れも目立ちます。

 

 

 

 

lv m56386 (9)
穴の中に見える内張りの焦げ具合からタバコの根性焼きのようです。
焦げた部分をハサミか何かで切り取った傷口ですねぇ~

汚れ具合だけでも使用するのをためらってしまう状態ですが、
フルにデコレーションされた複雑なデザインや色落ちするデリケートな素材ですので、
クリーニングすら不可能と診断される業者様が多いのでは?

大きなコゲ穴まで空いているとご依頼を承る方がどうかしている???

 

 

 

 

 

lv m56386 (10)
新品に戻すことなど不可能ですが、このままでは使用できませんので、
なんとか活用いただける状態に復活させたいと思います。

しかし・・・、損傷箇所はまだまだ沢山ありました。。。。

 

 

 

 

 

lv m56386 (11)
底角も擦り切れて大きな穴が・・・・

 

 

 

 

lv m56386 (13)
両側の持ち手はコバの塗料が完全に剥がれて革の繊維が毛羽立っています。
当然ながら白い革は手垢で汚れていて表面のクリーニングも必要です。

 

 

 

 

lv m56386 (14)
本体の擦れ傷も多数ありコーティングが剥がれて白い布地が露出しています。

 

 

 

 

lv m56386 (15)
薄い布地に薄く樹脂コーティングされた素材に耐久性は望めませんが・・・

 

 

 

 

lv m56386 (16)
マチ部も同様に。。。

 

 

 

 

lv m56386 (17)
オレンジライン部も同様に。。。

 

 

 

 

lv m56386 (18)
まずは左側の半分をクリーニングしてみました。

 

 

 

 

lv m56386 (19)
加工していない右側。

 

 

 

 

lv m56386 (20)
加工した左側。
全体的にはアンティークなイメージで作成された素材ですが差は歴然ですね!

 

 

 

 

lv m56386 (12)
ベルトの表側も半分だけクリーニング。

 

 

 

 

lv m56386 (21)
本体の色移りで汚れていた裏側も綺麗になりました。

 

 

 

 

lv m56386 (22)
ベルトの白さがもどるとスッキリ感がでますねぇ~

 

 

 

 

lv m56386 (23)
半分だけ未加工だった右側も、かなり復活しました。

 

 

 

 

lv m56386 (24)
表面のコーティングが剥がれて布地が白く露出していた部分も目立たなくなりました。

 

 

 

 

lv m56386 (25)
毛羽立っていた持ち手のコバ仕上げも完了です。

 

 

 

 

lv m56386 (26)
底角の穴空きも塞いで裏側から補強しています。

 

 

 

 

lv m56386 (27)
大きな穴が空いていた部分も同様に。。。
黒く焦げていた部分も補修しています。

 

 

 

 

lv m56386 (28)
通常のご使用で人目につくことはなくなりましたので活用いただけそうです。

 

 

 

 

lv m56386 (29)
コレクションモデルだけにレアなアイテムですが、
良い状態を保ち続けるのは難しいバッグです。

新品購入できない品ですので大切に長く愛用ください。

 

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ルイヴィトン カバメゾの修理

lv cabas mezzo (1)
ルイヴィトンのCabas Mezzo(カバメゾ)です。

 

 

 

 

lv cabas mezzo (2)
全面左側の付け根革が伸びきって切れています。
一枚革を二つ折にしただけの構造ですので革の繊維の方向が重要なんですが・・・・

 

 

 

 

lv cabas mezzo (3)
全面の右側の付け根革も同様に。。。。

革の繊維が伸びる方向でパーツ作成されたものは、
ステッチから上が伸びて角管金具のサイズと合わなくなっています。
ショルダーベルトの幅と比較すると、その差は歴然です。

 

 

 

 

 

lv cabas mezzo (4)
今回は修理しない後面の付け根革です。

すでに亀裂が見られますが革の繊維方向が正しいので前面の様に伸びていません。

 

 

 

 

 

lv cabas mezzo (5)
こちら側も同様に。。。。

前後に2箇所づつ計4箇所ある同じパーツですが革の繊維方向が違うだけで、
耐久性に大きな違いが見られます。

 

 

 

 

 

lv cabas mezzo (6)
内張りを解体して付け根革の縫い付け部を中から見たところです。
モノグラム地に芯材はなく裏側から白い布テープを貼り合わせて補強してあります。

 

 

 

 

lv cabas mezzo (7)
付け根革が縫い付けられている部分は負担がかかりますので亀裂がぁ~

 

 

 

 

 

lv cabas mezzo (8)
こちらがわも同様に。。。

付け根革の作成だけでなくモノグラム地の強化加工も必要ですねぇ~

 

 

 

 

lv cabas mezzo (9)
中央の白いヌメ革が新品時の革色ですが、このバックには違和感があります。

ショルダーベルトの状態まで汚すと中古パーツを取り付けたようになり残念ですし、
愛用しながら少しづつ馴染ませていくのがヌメ革パーツの楽しさですね!

 

 

 

 

lv cabas mezzo (10)
元の構造のように1枚革ではなく3層構造で作成したものを二つ折にしています。

内側にまで最高品質のヌメ革を貼り合わせた上に強化芯材を挟み込んでいますし、
モノグラム地の裏面からは強化芯材を貼り合わせて縫製しています。

まだまだ、活用できるバッグですので大切にご使用ください。

 

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