エピ財布の擦れ


ルイヴィトン エピのジッピーウォレットです。

 

 

 

 


底部中央付近は表皮が剥がれて手垢汚れが染み込んで黒く変色しています。

 

 

 

 


革の繊維に染み込んだ汚れを取り除くと擦れ具合が鮮明です。

このままで補色しても塗料を吸い込んでしまい塗装できません。
表皮が剥がれた部分を補修加工で整えることで補色加工が可能になります。

 

 

 

 


クリーニングと補修補色加工の完了です。

 

 

 

 


塗料の厚みを超える深い傷部も同色に着色できましたので、
擦れ部も目立たなくなりました。

 

 

 

 


角部などの擦れも改善させました。

 

 

 

 


折り曲げ部も同様に。。。。

 

 

 

 

 


財布など小物類の擦れやすい部分は汚れや擦れを避けることはできません。
手に付いた整髪料や香水や汗なども表面塗装に悪影響を与えることがあり、
バッグ用のクリームなどで磨いておくと擦れなどに対して耐久性が上がります。

残念な状態でしたが大きな色剥がれや汚れが目立たなくなりましたので、
出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。

 

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ホツレとコバ仕上げ


ルイヴィトンの財布とパスケースとプラダ財布です。

 

 

 

 

 


シンプルな構造のパスケースですが1997年製造で最高品質時代の良い品です。

 

 

 

 


古い品ですのでコバ塗料が剥がれ、折り曲げ部は鋭角に折曲がっています。

 

 

 

 


モノグラム地の欠損もありますので強化しておくのが最善ですが、
今回はホツレを縫い直してコバ面の仕上げ直し加工のご依頼です。

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 

 


財布は2006年製造で外面にホックの刻印金具が無くなってからのモデルです。

 

 

 

 

 


外周のコバ面は塗料が剥がれて糸も擦り切れています。

 

 

 

 


こちらの折り曲げ部は内部材が剥がれています。

財布など小物類では傷みやすい折り曲げ部ですので、
強化加工を施しておくのが最善ですがホツレの縫い直しとコバ仕上げを施します。

 

 

 

 


底角の折り曲げ部も同様に。。。。

 

 

 

 

 


使い込まれたプラダの財布です。

 

 

 

 


ファスナー破損していますので交換します。

 

 

 

 

 


財布の折り曲げ部4か所を縫い直してコバ面を仕上げ直しました。

 

 

 

 


パスケースも同様に。。。。

 

 

 

 

 


ファスナーも開閉可能になり構造上の問題はなくなりました。

 

 

 

 


強度アップはしていませんがホツレやコバ塗料の剥がれがなくなり、
プラダの財布もファスナー交換で引き続き愛用いただけます。

いずれの品も10年以上が経過した品ですので、
丁寧に取り扱いながらご愛用ください。

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(お手紙紹介です)
レザークリエーション様

本日、受領しました。
ありがとうございました。
仕上がり状況を見て大変、感動しております。
また、〇〇〇〇の〇〇〇〇〇も嬉しかったです。
また、大切に使わせていただきます。
本日にありがとうございます。

愛知県 H 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
丁寧に活用すれば、まだまだ活躍してくれる状態です。
大切に長くご愛用ください。

ヴィトンの強化修理


ルイヴィトンのポパンクールロンと新品同様の馬蹄型コインケースです。
ポパンクールロンはファスナーの引手革が切れています。

 

 

 

 

 


細い革紐ですので切れてしまうのは仕方ないデザインと構造です。

 

 

 

 

 


こちらは新品同様の状態ですが15年ほど前に製造された品です。

 

 

 

 

 


今回は折り曲げ部の強化加工を承りましたので解体して強化芯材を入れ込みます。

この財布はコインケースの中では高額設定されていますが、
製造に高い技術と手間が必要ですのでコインケースの中では特別な存在です。
当然ながら修理も難しくなり受け付けない修理店が多いはずです。

 

 

 

 


折り曲げ部を解体してモノグラム地と内部材の間に強化芯材を入れます。

 

 

 

 


元々、綺麗でしたので加工が完了しても見た目に変化はありません。

 

 

 

 


折り曲げ部の強化加工は財布など小物類では、とても有効な加工です。

 

 

 

 

 


既製品のままですと使用しているうちにカブセの開閉が緩くなりますが、
折り曲げ部の強化加工で開閉の緩みを抑える効果もあります。

 

 

 

 


強化芯材を入れ込んで両側とも最高品質のヌメ革で作成交換しました。

負担が掛かる部分ですし2005年製造の品ですので、
当社が使用するヌメ革の方が高品質です。

 

 

 

 


財布など小物類は新品時に折り曲げ部を強化しておくと、
良い状態を保ちやすくなります。

しかし、使用しないで保管していても経年劣化がありますので、
丁寧に取り扱いながら活用されることをお勧めします。

大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)

有限会社レザークリエーション 様

本日、修理依頼品受け取りました。
ありがとうございました。
そして、さっそくブログ拝見いたしました!
ページを開いた瞬間、「あ!!!」とうれし恥ずかしな気持ちになりました。
ずっと見ていたブログに、自分の物が載るなんて!!
コインケースは、形が気に入り「でも高いから…」と
悩みに悩んだ末に購入したものなのですが、
なんだかもったいなくて今まで使えずにいました。
でも、昨年廃盤になったのを機に、「よし使おう!」と。
「でもその前に強化してもらってから」ということで、今回お願いいたしました。
これから丁寧に使っていこうと思います。
勝手に「主治医」だと思っておりますので、
これからも診察が必要なものが出てきてしまったら、よろしくお願いいたします。

神奈川県 F 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
ご依頼箇所は強化芯材を追加することで強度アップしています。
しかし、どのような加工を施すよりも丁寧な取り扱いが、
良い状態を保つためには一番有効ですので、
大切に長くご愛用ください。

黒エピ長財布の修理


ルイヴィトン黒エピの長財布です。

 

 

 

 


カブセの付け根や折り曲げ部は擦り切れて革に穴が空いています。

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 


底の折り曲げ部も擦れやすい部分で穴が空いています。

 

 

 

 


反対側の底角も同様に。。。。

今回は折り曲げ部4か所の復元強化加工のご依頼ですので、
解体して内側から強化芯材を入れ込んで擦り切れ穴を塞ぎながら強化します。

 

 

 

 


カブセの角も擦れやすい部分で擦り切れ穴が見られますが、
可動しない部分ですので大きな問題ではありません。

 

 

 


解体してみると芯材が入れ込まれた財布であることがわかります。

 

 

 

 


負担が掛かるカブセの付け根にも黒いテープで強化されています。
この財布を作成した方は丁寧な加工をされる良い職人です。

 

 

 

 


製造年月日を考えると驚くほど良い品だけに擦り切れ穴が残念です。

 

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。。

 

 

 

 

 


カブセの折り曲げ部も大きな穴が空いています。

革が擦り切れて穴が空くまで放置したまま使用を続けると、
元に戻ることはなく直営店でも断られてしまいます。

とても良い品だけに残念な状態ですが内側から強化芯材を張り合わせて、
擦り切れ穴を塞ぎながら強化して組み立て直します。

 

 

 

 


折り曲げ部4か所の復元強化加工の完了です。

 

 

 

 


擦り切れ穴を塞ぎながら強化加工を施し外周を補色して整えました。

 

 

 

 


擦り切れた大きな穴は目立たなくなりました。

 

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


製造年代を考えると驚くほど良い品だけに、
取り返しの付かない折り曲げ部の擦り切れ穴が残念すぎましたが、
復元強化加工で引き続き愛用いただける状態に復活しました。

大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

本日、修理して頂いた財布が届きました。
ブログでの修理過程とても興味深く拝見しました。
とても丁寧につくられていた財布がまた新たな職人さんによって
命を吹き込まれていく様子に感動致しました。
新婚旅行の際、イタリアで買い求めた思い出の品なので、
これからも大切にしたいと思います。

同じく新婚旅行の記念で購入した主人の財布が同じく疲れておりますので、
新規受付の際に申し込みさせていただこうと思います。

東京都 K 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
丁寧に活用すれば、まだまだ活躍してくれる状態ですので、
大切に長くご愛用ください。

ガマグチ財布の修理


ルイヴィトンのガマグチ財布です。
17年前の財布ですので外周が反り返り変形やモノグラム地の欠損が見られます。

お聞かせいただいていませんが修理歴もありますので、
今回はバラバラに解体してリニューアルリペア加工を施します。

 

 

 

 


長年酷使されていますのでモノグラム地には亀裂が見られます。
解体して強化芯材を入れ込む必要があります。

 

 

 

 


モノグラム地が縮んで外周が反り返った状態です。

 

 

 

 

 


縮みの影響でコバ面は部材が剥がれてミルフィーユのように層になっています。

 

 

 

 


折り曲げ部もコバ面は接着が剥がれモノグラム地も欠損しています。

 

 

 

 


内部材にも擦れや汚れが見られます。

 

 

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 

 


折り曲げ部は糸が擦り切れて大きく口が空いています。

 

 

 

 


モノグラム地が縮んで内部材の方が大きくなって外周より飛び出していますので、
基本的には修復不可能な状態です。

 

 

 

 

 


モノグラム地に張り合わされた革を見ればモノグラム地の縮み具合がわかります。

 

 

 

 


同様に。。。。

かなり重症ですが出来る限り改善させながらリニューアルリペア加工を施します。

 

 

 

 

 


汚れた金属のコインを入れる小銭入れの擦れや汚れは避けられません。

 

 

 

 

 


解体。

 

 

 

 

 


各ポケットの天部の縫い合わせ部は負担が掛かる部分です。

小さいですが黒い布テープで補強加工しているところをみると、
とても丁寧に作業する職人が作成した財布のようです。

見えない部分ですので省略されてしまうことが多い加工ですが、
この一手間がとても重要で良い状態を保つためには有効な加工なんです。

 

 

 

 

 


当社では小銭入れもマチも解体して強化芯材を入れ込みます。
0.2㎜程度の薄い革を剥がすのはコツが必要。

 

 

 

 


ホックを取り外して亀裂が見られたベロ革にも強化芯材を入れ込みます。
先端部だけに入れてある黒いボール紙の芯材は取り除きます。

さらっと書いていますが、この部分を強化できる修理店は多くありません。

 

 

 

 

 


革部材の汚れを取り除いたところです。

 

 

 

 


表皮が剥がれた部分に汚れが染み込んでいたことがわかります。

 

 

 

 

 


モノグラム地と内張りの革も剥がします。

 

 

 

 

 


接着剤が劣化していてベトベト。

モノグラム地と革のベタ付きを取り除くのが一番苦労しましたが、
ベタベタした部分は取り除かなければ貼り直すことができません。

 

 

 

 

 

 


合成皮革の内張りは本革で作成交換してリニューアルリペア加工の完了です。

 

 

 

 

 


ベロ革は強化して錆びたホックも磨きました。

 

 

 

 

 


予定外でしたが口金金具もメッキして小銭入れの中も綺麗に。。。。

 

 

 

 


擦れや汚れも改善しました。

 

 

 

 

 


この辺りの擦れも同様に。。。。

 

 

 

 

 


シワシワにダブついた内張りも出来る限り改善させました。

 

 

 

 

 


こちら側も同様に。。。。

 

 

 

 

 


大きく内部材が飛び出していましたが出来る限り改善させています。
モノグラム地の反り返りも同様に。。。。

 

 

 

 


長年のご使用で疲れ果てた状態でしたが各部の強化などで、
引き続きご愛用いただける状態に復活です。

外面の見た目ばかり評価されることが多いリニューアルリペア加工ですが、
この財布のポケットに施されていたような見えない部分の強化加工が重要です。

見えない部分の加工なので評価されることもなく、
生産時も手抜きしたくなる気持ちも理解できますが、
長年使用して傷んだ財布やバッグには重要な加工と考えます。

大切に長くご愛用ください。

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エピ オレンジ修理


オレンジエピのジッピーウォレットです。

 

 

 

 

 


表皮が剥がれた部分に手垢汚れが染み込んで変色しています。

 

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 

 


折り曲げ部や外周も擦れやすい部分です。

 

 

 

 

 


同様に。。。。。

 

 

 

 

 


ファスナーも擦り切れて破れていますので交換が必要。

 

 

 

 

 


こちらも穴が空いています。

 

 

 

 

 


内部材にも擦れが見られます。

 

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 

 


最近の品ですので表面をプリントしたような革は表皮が剥がれやすいです。

 

 

 

 

 


ラウンドファスナー交換には内部材を取り除く大がかりな加工が必要です。

 

 

 

 


汚れを取り除いたところです。

 

 

 

 


同様に。。。。。

 

 

 

 

 


ファスナー交換完了です。

 

 

 

 

 


色剥がれや汚れも改善しました。

 

 

 

 

 


内部材も擦れ部を補修補色加工しておきました。

 

 

 

 

 


使用頻度が高い財布の擦れや汚れなどは避けようがありませんが、
便利に使える良い財布ですので大切に長くご愛用ください。

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