財布外周の擦れ


グッチとボッテガベネタのジッピーウォレットです。

 

 

 

 

 


グッチ財布は外周のテーピング革が擦り切れてヤブレて引手革が欠損しています。

 

 

 

 


こちらの角も同様に。。。。。

 

 

 

 

 


傷みやすい折り曲げ部はテーピング革が擦り切れて欠損しています。

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 

 


ボッテガベネタのジッピーウォレットも外周がスレスレ。

 

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 

 


折り曲げ部は革が擦り切れています。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 

 


どちらの財布も外周のテーピング革の作成交換します。
ジッピーウォレットは内部材やファスナーを解体しなければ加工できません。

 

 

 

 


テーピングが欠損した折り曲げ部は本体まで傷んでいます。

 

 

 

 


ボッテガベネタのジッピーウォレットはファスナーや内部材を取り外しても、
テーピング革は取り除けない構造です。

 

 

 

 


解体しても白と黒の2本のステッチが、まだ残っていますので、
一目一目取り除きます。

 

 

 

 


余談ですが最近のボッテガにはICチップが紙テープで張り付けてあります。

 

 

 

 

 


厚みを増した革でテーピング革の作成交換の完了です。

 

 

 

 


擦れてしまう事が避けられない外周ですが革の厚みをアップしていますので、
擦り切れて穴が空くまでの耐久性は増しています。

 

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


グッチのテーピング革の作成交換も完了です。

 

 

 

 

 


内部材などと同じように豚革を使用して引手革もテーピング革も作成しています。
予定外でしたが両側の折り曲げ部には強化芯材を入れ込んで組み立てました。

 

 

 

 


財布の外周の擦れは避けることができませんが、
工夫しながら丁寧に活用することで良い状態を保ちやすくなります。

大切に長くご愛用ください。

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ホツレとコバ仕上げ


ルイヴィトンの財布とパスケースとプラダ財布です。

 

 

 

 

 


シンプルな構造のパスケースですが1997年製造で最高品質時代の良い品です。

 

 

 

 


古い品ですのでコバ塗料が剥がれ、折り曲げ部は鋭角に折曲がっています。

 

 

 

 


モノグラム地の欠損もありますので強化しておくのが最善ですが、
今回はホツレを縫い直してコバ面の仕上げ直し加工のご依頼です。

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 

 


財布は2006年製造で外面にホックの刻印金具が無くなってからのモデルです。

 

 

 

 

 


外周のコバ面は塗料が剥がれて糸も擦り切れています。

 

 

 

 


こちらの折り曲げ部は内部材が剥がれています。

財布など小物類では傷みやすい折り曲げ部ですので、
強化加工を施しておくのが最善ですがホツレの縫い直しとコバ仕上げを施します。

 

 

 

 


底角の折り曲げ部も同様に。。。。

 

 

 

 

 


使い込まれたプラダの財布です。

 

 

 

 


ファスナー破損していますので交換します。

 

 

 

 

 


財布の折り曲げ部4か所を縫い直してコバ面を仕上げ直しました。

 

 

 

 


パスケースも同様に。。。。

 

 

 

 

 


ファスナーも開閉可能になり構造上の問題はなくなりました。

 

 

 

 


強度アップはしていませんがホツレやコバ塗料の剥がれがなくなり、
プラダの財布もファスナー交換で引き続き愛用いただけます。

いずれの品も10年以上が経過した品ですので、
丁寧に取り扱いながらご愛用ください。

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(お手紙紹介です)
レザークリエーション様

本日、受領しました。
ありがとうございました。
仕上がり状況を見て大変、感動しております。
また、〇〇〇〇の〇〇〇〇〇も嬉しかったです。
また、大切に使わせていただきます。
本日にありがとうございます。

愛知県 H 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
丁寧に活用すれば、まだまだ活躍してくれる状態です。
大切に長くご愛用ください。

ヴィトンの強化修理


ルイヴィトンのポパンクールロンと新品同様の馬蹄型コインケースです。
ポパンクールロンはファスナーの引手革が切れています。

 

 

 

 

 


細い革紐ですので切れてしまうのは仕方ないデザインと構造です。

 

 

 

 

 


こちらは新品同様の状態ですが15年ほど前に製造された品です。

 

 

 

 

 


今回は折り曲げ部の強化加工を承りましたので解体して強化芯材を入れ込みます。

この財布はコインケースの中では高額設定されていますが、
製造に高い技術と手間が必要ですのでコインケースの中では特別な存在です。
当然ながら修理も難しくなり受け付けない修理店が多いはずです。

 

 

 

 


折り曲げ部を解体してモノグラム地と内部材の間に強化芯材を入れます。

 

 

 

 


元々、綺麗でしたので加工が完了しても見た目に変化はありません。

 

 

 

 


折り曲げ部の強化加工は財布など小物類では、とても有効な加工です。

 

 

 

 

 


既製品のままですと使用しているうちにカブセの開閉が緩くなりますが、
折り曲げ部の強化加工で開閉の緩みを抑える効果もあります。

 

 

 

 


強化芯材を入れ込んで両側とも最高品質のヌメ革で作成交換しました。

負担が掛かる部分ですし2005年製造の品ですので、
当社が使用するヌメ革の方が高品質です。

 

 

 

 


財布など小物類は新品時に折り曲げ部を強化しておくと、
良い状態を保ちやすくなります。

しかし、使用しないで保管していても経年劣化がありますので、
丁寧に取り扱いながら活用されることをお勧めします。

大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

有限会社レザークリエーション 様

本日、修理依頼品受け取りました。
ありがとうございました。
そして、さっそくブログ拝見いたしました!
ページを開いた瞬間、「あ!!!」とうれし恥ずかしな気持ちになりました。
ずっと見ていたブログに、自分の物が載るなんて!!
コインケースは、形が気に入り「でも高いから…」と
悩みに悩んだ末に購入したものなのですが、
なんだかもったいなくて今まで使えずにいました。
でも、昨年廃盤になったのを機に、「よし使おう!」と。
「でもその前に強化してもらってから」ということで、今回お願いいたしました。
これから丁寧に使っていこうと思います。
勝手に「主治医」だと思っておりますので、
これからも診察が必要なものが出てきてしまったら、よろしくお願いいたします。

神奈川県 F 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
ご依頼箇所は強化芯材を追加することで強度アップしています。
しかし、どのような加工を施すよりも丁寧な取り扱いが、
良い状態を保つためには一番有効ですので、
大切に長くご愛用ください。

CHANEL修理


シャネルの白いチェーンショルダーバッグ(マトラッセ)と、
黒いキャビアスキンのジッピーウォレットです。

 

 

 

 

 


財布は外周に表皮が剥がれた擦れが見られ縫製も擦り切れる寸前です。

 

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 

 


角部も擦れが激しく表皮が剥がれた部分が目立ちます。

 

 

 

 


外周コイルファスナーはビニールコイルエレメント部をカガリ留めてある糸が、
擦り切れていますので交換が必要です。

 

 

 

 


今回はファスナー交換と外周擦れ部の補修補色加工を施します。
ジッピーウォレットはバラバラに解体しなければファスナー交換できません。

 

 

 

 


外周の汚れを取り除くと両側底の折り曲げ部は表皮が剥がれて、
革の繊維が露出しています。

擦れてホツレ易い部分ですが、この部分の縫製は外周とは別縫いになります。
この部分を縫い直すためには大きく解体が必要になります。

 

 

 

 

 


角や折り曲げ部以外も汚れを取り除くと擦れ具合が鮮明です。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 

 


表皮剥がれた部分は補修加工で表皮を整えなければ、
補色しても塗料を吸い込むだけで黒くなりません。

 

 

 

 


ショルダーバッグは白革だけに全体に薄汚れが見られます。
角部など擦れやすい部分は表皮が剥がれて革の繊維が毛羽立っています。

 

 

 

 

 


カブセや底角の擦れが目立ちますが外面は全体的にスレスレです。

 

 

 

 

 


この辺りの表皮は少しガサガサ。

 

 

 

 

 


財布と同様に表皮が剥がれた部分は補修加工が必要です。

 

 

 

 

 


チェーンの中革も擦れが見られますので抜き取って加工します。

 

 

 

 

 


ファスナー交換と外周部の補修補色加工の完了です。

 

 

 

 


角部も同様に。。。。

 

 

 

 

 


財布の外周の擦れ避けられない損傷ですしファスナーは消耗パーツですが、
今回の加工で引き続き愛用いただける状態に復活です。

 

 

 

 


マトラッセもクリーニング加工と補修補色加工の完了です。

 

 

 

 


チェーンの中革も改善しました。

 

 

 

 

 


残念な擦れが多数見られましたがスッキリしました。

 

 

 

 


マトラッセでは擦れや汚れが避けられない後面も改善しています。

 

 

 

 


今回は美観を整える加工と財布のファスナー交換でしたので、
強度アップはしていませんが丁寧に取り扱えば、まだまだ活躍してくれる状態です。

大切に長くご愛用ください。

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黒エピ長財布の修理


ルイヴィトン黒エピの長財布です。

 

 

 

 


カブセの付け根や折り曲げ部は擦り切れて革に穴が空いています。

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 


底の折り曲げ部も擦れやすい部分で穴が空いています。

 

 

 

 


反対側の底角も同様に。。。。

今回は折り曲げ部4か所の復元強化加工のご依頼ですので、
解体して内側から強化芯材を入れ込んで擦り切れ穴を塞ぎながら強化します。

 

 

 

 


カブセの角も擦れやすい部分で擦り切れ穴が見られますが、
可動しない部分ですので大きな問題ではありません。

 

 

 


解体してみると芯材が入れ込まれた財布であることがわかります。

 

 

 

 


負担が掛かるカブセの付け根にも黒いテープで強化されています。
この財布を作成した方は丁寧な加工をされる良い職人です。

 

 

 

 


製造年月日を考えると驚くほど良い品だけに擦り切れ穴が残念です。

 

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。。

 

 

 

 

 


カブセの折り曲げ部も大きな穴が空いています。

革が擦り切れて穴が空くまで放置したまま使用を続けると、
元に戻ることはなく直営店でも断られてしまいます。

とても良い品だけに残念な状態ですが内側から強化芯材を張り合わせて、
擦り切れ穴を塞ぎながら強化して組み立て直します。

 

 

 

 


折り曲げ部4か所の復元強化加工の完了です。

 

 

 

 


擦り切れ穴を塞ぎながら強化加工を施し外周を補色して整えました。

 

 

 

 


擦り切れた大きな穴は目立たなくなりました。

 

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


製造年代を考えると驚くほど良い品だけに、
取り返しの付かない折り曲げ部の擦り切れ穴が残念すぎましたが、
復元強化加工で引き続き愛用いただける状態に復活しました。

大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索

(お手紙紹介です)

本日、修理して頂いた財布が届きました。
ブログでの修理過程とても興味深く拝見しました。
とても丁寧につくられていた財布がまた新たな職人さんによって
命を吹き込まれていく様子に感動致しました。
新婚旅行の際、イタリアで買い求めた思い出の品なので、
これからも大切にしたいと思います。

同じく新婚旅行の記念で購入した主人の財布が同じく疲れておりますので、
新規受付の際に申し込みさせていただこうと思います。

東京都 K 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
丁寧に活用すれば、まだまだ活躍してくれる状態ですので、
大切に長くご愛用ください。

セリーヌ ラゲージ修理


セリーヌのラゲージです。

 

 

 

 


全体に色褪せや汚れが見られますが各部に表皮が剥がれた深い傷も・・・・

 

 

 

 

 


この辺りも表皮が剥がれています。

 

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 

 


色褪せ程度の擦れは全体的に見られます。

 

 

 

 

 


出っ張った部分は擦れやすいので丁寧に取り扱う以外に効果的な対策はありません。

 

 

 

 

 


マチ部材を大きく飛び出させて使用する事が多いバッグですので、
マチ部材は芯材が無く柔らかい構造です。

 

 

 

 


芯材のないマチは中に入れる荷物の影響で底が変形して飛び出しています。

 

 

 

 

 


マチ部材を内側に入れ込んでもマチ底は本体より飛び出た状態です。

 

 

 

 

 


芯材のないマチ部材は革が伸びてしまい大きく変形しています。

マチ全体を出し入れしてサイズやデザインを変えながら使用するバッグですので、
負担が掛かり変形したマチ底部だけに強化加工を施しながら補正します。

 

 

 

 

 


解体して強化芯材を入れ込み変形を補正しながら組み立て直します。

 

 

 

 


汚れを取り除いてみると手の脂分が染み込んでいた持ち手もスレスレ。

 

 

 

 


外面のクリーニングと補修補色加工の完了です。
両側のマチを大きく飛び出させてもマチ底は本体の内側に収まっています。

 

 

 

 

 


コバ面も仕上げ直し強化しながら変形も補正されています。

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 

 


擦れ部も改善。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


大きく重いバッグで付属パーツで凸凹が多いデザインですので、
底角だけでなく擦れてしまう部分が多数あります。
出来る限り良い状態を保つには丁寧に使用するしかありません。

基本構造は丈夫なバッグですので大切に長くご愛用ください。

by レザークリエーション http://www.brand-repair.com 「大切なブランドバッグ」で検索