グッチの底角


グッチの手提げバッグです。

 

 

 


各部に表皮が剥がれた擦れ傷が見られます。

 

 

 


表面だけを塗装した革は擦れると白く目立ちます。

 

 

 


底角はテーピング革が擦り切れて破れています。

 

 

 


こちらの底角も同様に。。。

 

 

 


本体のGG地も裂けています。

 

 

 


4箇所とも同様に。。。

 

 

 


破れて底が抜けた部分を修復しながら底角のテーピング革を部分交換します。

 

 

 


底角の解体からスタートです。

 

 

 


同様に。。。

 

 

 


テーピング革を取り外すと本体の裂け具合がよく解ります。

 

 

 


底角のテーピング革の部分作成とヤブレ部の復元強化加工の完了です。

 

 

 


底角4箇所の裂けていた本体は強化しながら組み立て直しています。
また、擦れやすい底角ですのでテーピング革も厚みを増しています。

 

 

 


今回は擦れや汚れの改善は見送られましたが、
構造面の改善を優先されていますので問題なく活躍してくれます。

大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)
お世話になっております。
今、GUCCI3点受け取りました。
きれいに直して下さりありがとうございます。
早速明日から大切に使います。
白のバンブーのお手入れ方法を教えていただけますか。
よろしくお願いいたします。

東京都 A 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
お手入れは新品時から定期的に施すのが最も効果があります。
白革の擦れや汚れが目立つ事は避けようがありませんので、
濃い色の洋服やデニムなどを着用されるときは使用しないのが
色移りを避けるためには有効です。
クリームなどを塗り込んで摩擦を軽減させるのも一考ですが、
お手入れよりも丁寧に取扱うことが良い状態を保つには最善です。
白革は擦れや汚れが目立ちますのでクリーニングや補修補色加工を
繰り返すことも考えられます。
数年後に再びクリーニングや補修補色加工が必要になることも踏まえて、
出来る限り革に負担を掛けないように必要最低限の塗装で仕上げています。
大切に長くご愛用ください。


後日、クール宅急便で差し入れを頂戴いたしました。
美味しく頂戴いたします。
ありがとうございました。

Tods型崩れ


擦れや色あせだけでなく型崩れが激しいTod’sのバッグです。

 

 

 


色あせて白っぽく見える底角付近は変型したまま硬化しています。

 

 

 


持ち上げても変型したままです。

 

 

 


表面が一皮剥けたようにスレスレです。

 

 

 


底面と比較すると擦れ具合がよく解ります。

 

 

 


ファスナーサイドも擦れやすい部分です。

 

 

 


黄色い塗料汚れも見られます。

 

 

 


ショルダーベルトには白い汚れが各部に見られます。

 

 

 


この辺りも同様に。。。。

 

 

 


附属パーツを取り外して汚れを取除きました。

 

 

 


同様に。。。

 

 

 


持ち手も表皮が無くなるほどスレスレで重傷です。

 

 

 


持ち手を取り外した部分は擦れや色あせがありませんので、
色を参考にしながら補色加工します。

 

 

 


変型型崩れを補正しながら擦れや色あせを改善させました。

 

 

 


ショルダーベルトの白い汚れや擦れも改善。

 

 

 


スレスレだった持ち手やファスナーサイドも同様に。。。

 

 

 


白っぽく見えていた底角付近も底面と同じ色に改善。

 

 

 


変型を補正したことで自立してファスナーの開閉もしやすく、
使いやすくなっています。

 

 

 


大きめのバッグですので活用すれば擦れや汚れは避けようがありませんが、
補正加工で本体の強度も増していますので出来る限り良い状態を保ちながら、
大切に長くご愛用ください。

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ディオールのファスナー交換


ディオールのミニボストンとマトラッセ加工されたチェーンショルダーです。

 

 

 


全体に擦れが見られますが使い込まれた雰囲気を維持したいとのこと。

 

 

 


古い品ですので布地の本体に擦り切れが多数見られます。

 

 

 


今回は裂けてしまったファスナー交換を承りました。

 

 

 


全体に擦れが見られ白っぽく見える状態です。
とくに擦れやすい外周は表皮が剥がれて革の繊維が毛羽立っています。

 

 

 


底角付近も同様に。。。

 

 

 


チェーン金具にはメッキハガレだけで無く腐食も見られます。
解体して金具はすべて再メッキ加工を施します。

 

 

 


ホック金具も同様に。。。

 

 

 


合成皮革の内張りは劣化が酷く使用不可能です。

 

 

 


底マチは変型して垂れ下がるように外周より飛び出した状態です。

 

 

 


大きく解体して変型を補正しながら自立するように改善させます。

 

 

 


古い品は解体するのも要注意で苦労します。

 

 

 


ボストン型のバッグのファスナー交換は多くのパーツが重なるマチが
重要です。

 

 

 


こちらのバッグもバラバラに解体。

 

 

 


解体しても底面は変型したままです。

 

 

 


底面だけでなくマチも強化しながら補正加工が必要のようです。

 

 

 


全ての金具を再メッキ加工。
本金メッキですので新品の様です。

 

 

 


最高品質のファスナーで交換完了。

 

 

 


傷みが激しいパーツを解体して組み立て直すのは難易度が高いですが、
元通りに縫製しています。

 

 

 


擦れや色あせの改善だけでなく各部の強化加工や再メッキを施し、
リニューアルリペア加工の完了です。

バッグが自立するようになると見た目だけで無く使いやすいです。

 

 

 


傷みが激しかったチェーン中革も作製交換しました。

 

 

 


底面やマチには全体に強化芯材を入れこんで組み立て直しています。

 

 

 


合成皮革の内張りは本革で作成しましたのでベタツキ劣化の心配はありません。
チェーンが擦れるカブセ折り曲げ部にも強化加工を施してあります。

 

 

 


リニューアルリペアで強化加工や補修補色加工を施すことで、
素材劣化を抑える効果があり長く愛用いただけます。

ディオールのボストンは内側に本革が使用された最高品質時代の品ですので、
擦れや擦り切れが見られますが構造的には丈夫です。

出来る限り良い状態を保ちながら大切にご愛用ください。

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グッチ ミニボストン修理


グッチのミニボストンです

 

 

 


GG布地が裂けています。

 

 

 


こちら側も同様に。。。

裂けたマチを修復するのは不可能と直営店では断られたとのことで、
御依頼をいただきました。

 

 

 


画像では解りにくいですが、こちら側のマチも裂けています。
ファスナー額革を解体してGG布地を強化して組み立て直します。

 

 

 


内布にも多数の亀裂が見られるのですが・・・布地に亀裂?

 

 

 


少し解体した反対側の内布も裂けています。

強い力が掛かる部分なら布地の破れも理解できますが、
布地に亀裂が多数発生することは通常はあり得ません。

 

 

 


内張りの縫い付け部の中央付近にも亀裂が見られましたので、
内張りを完全に取り外してみました。

 

 

 


両側のマチの額革を解体してみると茶色く変色したGG布地が硬化して
ボソボソ状態です。

 

 

 


変色して硬化した部分は指先で触ると崩れ落ちるような状態です。

生産時に使用した接着剤の影響で布地が硬化したようです。
内布の多数の亀裂も接着材が原因で布地が硬化しているためです。

 

 


薄いGG布地と芯材を剥がして強化芯材を挟み込んで強化したあと、
組み立て直しました。

 

 

 


反対側のマチも同様に。。。

 

 

 


予定外でしたが内張りの芯材も取除き強化しました。

 

 

 


多数の亀裂が悪化しないように強化しながら補修してあります。

 

 

 


使い方の問題ではなく接着剤の経年劣化で布地が硬化したために、
発生した損傷だと思いますが強化しながら組み立て直して復活しました。

出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)

レザークリエーション様

お世話になっております。
〇〇です。
昨日鞄を受け取りました。
とても綺麗に修復いただきありがとうございます!
元の裂け目も素人目には全く分からず、母と頼んで良かったと話しております。
また長く愛用できること嬉しく思います。
この度はありがとうございました。

 

神奈川県 T 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
予定外でしたがファスナー周りは全て強化しておきましたので、
大切に長くご愛用ください。

コーチとプラダ


コーチのビジネスバッグとプラダ財布とシザーバッグです。

 

 

 


使い込まれて変色したシザーバッグはヌメ革で塗装されていない革です。

 

 

 


外周のテーピング革がボロボロです。

 

 

 


同様に。。。

 

 

 


テーピング革の作成交換のためには付け根革を取り外す必要があります。

 

 

 


少し詰め込み過ぎがあるようでプラダ財布には変型が見られます。

 

 

 


変型だけでなく特殊な素材ですので少しベタツキや汚れも見られますが、
活用出来なほどではありません。

 

 

 


後面も大きく変型しています。

 

 

 


メッキが剥がれたファスナーに破損は見られませんが、
大きく解体するタイミングで消耗パーツのファスナーを交換しておくのが、
安心です。

 

 


小銭入れの中の内布が大きく破れて使用不可能です。

 

 

 


コーチのビジネスバッグには各部に大きなシミ汚れが見られます。

 

 

 


同様に。。。

 

 

 


底面も同様に。。。

 

 

 


汚れや擦れよりも各部のシミ汚れが目立つ状態です。

 

 

 


後面にも同様に。。。

 

 

 


カブセを開くと全体に色あせていることがわかります。

 

 

 


他店様でロック金具を交換されていますが元の金具の取り付け穴が、
丸見えですのでご自身で交換されたのでしょうか?

 

 


内張りも解体せずにロック交換していますので、
内布にも穴を空けて損傷を与えています。

せめて茶系のワッペンで隠せば良いと思うのですが、
修理店の加工なら残念すぎます。

 

 

 


外面各部にシミが見られるバッグですがカブセ裏にもありました。

ボールペン汚れも各部に多数あり染料であるボールペン汚れは、
革に染み込みますので取除くことは困難です。

 

 


シザーバッグのテーピング革を解体。

 

 

 


パーツを取り外した部分を見るとヌメ革素材であったことがわかります。

白いヌメ革でテーピングを作成してしまうと違和感が出ますので、
厚みを増した茶系の革で作成交換します。

 

 

 


バラバラに解体。

 

 

 


バラバラにして一枚革にしても変型は改善しません。
外面各部に見られる大きな白い汚れも気になります。

 

 

 


プラダのマークプレートも取り外して芯材を取除きました。

 

 

 


コーチの汚れを取除くと擦れ具合が鮮明になります。

 

 

 


持ち手は一皮剥けた状態です。

 

 

 


シザーバッグのテーピング革の作成交換完了です。

 

 

 


付け根革を取り外してテーピング革を縫い込んでいますので、
後付け感が無くスッキリです。

 

 


プラダ財布も加工完了です。
強化芯材で丈夫にしながら変型を改善させています。

複数見られた大きな白い汚れも改善させました。

 

 


後面の変型も改善。

 

 

 


ファスナーもゴールドに復活。

 

 

 


コーチのビジネスバッグも外面クリーニングと補修補色加工の完了です。
汚れが染み込みやすい素材ですのでコーティング加工も施しました。

 

 

 


大きなシミ汚れもわからなくなりました。

 

 

 


後面も同様に。。。

 

 

 


底面も改善。

各部に見られたボールペン汚れに苦労しましたが、
それらも改善させています。

 

 

 


プラダ財布は小銭入れの内張りも作成交換しています。

3点とも丁寧に取扱えば長く活躍してくれる状態ですので、
大切に長くご愛用ください。

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グッチの擦れと変型


グッチのハンドバッグです。

 

 

 


保管状態が悪かったのか持ち手が変型しています。

 

 

 


表皮が剥がれて白くなった擦れも各部に見られます。
革の表面だけを黒く塗装した素材は薄い塗膜が剥がれると白く目立ちます。

 

 

 


カブセの開閉時に負担が掛かるカブセ付け根は強化加工が必要です。

 

 

 


反対側の付け根も同様に。。。

 

 

 


ロック金具は正常ですが取り付けが緩んでいてグラグラと動きます。

 

 

 


本体天部を解体してロック金具を付け直します。

 

 

 


両側のカブセ付け根も解体して強化芯材を入れ込みます。

 

 

 


同様に。。。

 

 

 


持ち手に強化芯材を入れ込んで出来る限り補正しました。
簡単には変型しないように加工しています。

 

 

 


負担が掛かるカブセ付け根も強化芯材を入れ込んで組み立て直しました。

 

 

 


中央部や底角の擦れも改善させています。

 

 

 


グラグラしていたロック金具もしっかりと付け直しています。

 

 

 


革の表面だけを黒く染色した素材ですので擦れると傷が白く目立ちますが、
傷が目立つので擦れ傷を重症化させる前にメンテナンスするようになり、
結果的に良い状態を保ちやすいかもしれません。

古い品だけに丁寧に作製された良いバッグですので、
出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。

 

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(お手紙紹介です)

レザークリエーション
ご担当者様

先ほどバックを受け取りました。
届いたバックをみて、好きだったところはそのまま
これからも長く使えるよう丁寧にリペアしていただいており、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。

これからも大切に使いますし、使えることが楽しみです。
改めまして、この度はありがとうございました。

 

東京都 F 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
活用すれば擦れや汚れは避けようがありませんが、
傷みが出やすい持ち手やカブセ付け根は丈夫に強化していますので、
出来る限り良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。