ダミエの修理


ルイヴィトン ダミエのサリア オリゾンタル N51282 です。

 

 

 

 


付け根革が切れてしまったとのことで多量の瞬間接着剤を使用されました。

 

 

 

 


周囲まで・・・・

 

 

 

 


下の方まで流れてしまったようでダミエ地にダメージが・・・・

 

 

 

 


瞬間接着剤を使用すると素材自体が硬化して変質しますので、
元に戻ることはありません。

当社のブログでも頻繁に登場する瞬間接着剤での素人修理ですが、
取り返しがつかない悪影響を与えるだけです。

 

 

 

 


瞬間接着剤で硬化した部分を取り除き付け根革の復元強化加工の完了です。
硬化したダミエ地も内側から強化して縫製しておきました。

 

 

 

 


付け根革や持ち手は負担が掛かり傷みやすい部分ですので、
出先などで切れてしまわないようにチェックしておくのが安心です。

瞬間接着剤を使用すると直営店でも断られてしまう損傷になりますので、
ノークレームにて加工を承っていますが、
当社で加工した部分は丈夫に仕上げていますので、
安心して活用ください。

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アンソリット財布


ルイヴィトンの長財布(ポルトフォイユアンソリット)です。

 

 

 

 


内部材はローズ色で大きなラウンドファスナーのポケットがあります。

 

 

 

 


本体を開くと内側にもファスナーポケットがあり機能的。

 

 

 

 


既に廃盤になっていますが現行の素材ですので・・・・

 

 

 

 


モノグラム地に亀裂や欠損が発生しています。
2010年に製造された品ですので7年しか経過していません。

 

 

 

 


モノグラム地の劣化や欠損が元通りに戻ることはありませんので、
直営店などでも断られてしまいます。

しかし、このままで使い続けると,ひび割れが拡大して欠損も大きくなります。
劣化の進行を抑えるために解体して内側から強化して表皮を補修します。

 

 

 

 


折り曲げ部も傷みやすく欠損も見られますので強化します。

 

 

 

 


こちら側の折り曲げ部はD型金具の付け根も同時に強化する必要が・・・・

 

 

 

 


最近のモノグラム地は縮みが大きく外周が反り返り変形します。
デザインや機能性の進化は素晴らしいだけに残念です。

 

 

 

 


折り曲げ部や中央部に強化芯材を入れ込みます。

 

 

 

 

 


こちら側はD型金具を取り外して付け根革も強化。

 

 

 

 


付け根革に芯材はなく薄いモノグラム地だけで耐えていることを考えると、
現行のモノグラム地も十分に強度があると言えるかも?

 

 

 

 


折り曲げ部の復元強化加工の完了です。

 

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


ひび割れ欠損部を内側から強化したことで悪化を抑えながら強度アップ。

 

 

 

 

 


傷みやすい折り曲げ部の強度アップは長持ちさせるためには効果的です。
また、欠損部の補修でひび割れや欠損も目立たなくなり悪化を抑える効果もあります。

現行素材の財布ですので丁寧に取り扱いながら大切に長くご愛用ください。

 

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アンドレイの擦れ


ルイヴィトン タイガのアンドレイ(Andrei M32482)です。

 

 

 

 

 


各部に表皮が剥がれて革の繊維が露出した部分が見られます。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


2006年製造モデルで革の表皮だけがプリントの様に染色された素材ですので、
擦れてしまうと塗料が剥がれて白く目立ちます。

折曲がり部などは塗料がひび割れるだけで繊維の白い色が露出しますが、
素材自体の問題ですので新たにひび割れてしまう部分には対策がありません。

 

 

 

 


カブセの天部も擦れやすい部分です。

 

 

 

 


ショルダーベルトも同様に。。。。

 

 

 

 

 


コバ面(厚み部分)も仕上げ直しが必要です。

 

 

 

 

 


黒い革に見えていましたが黒革と比較すると特殊な色であることがわかります。

 

 

 

 


外面の補修補色加工とコバ仕上げの完了です。
白くなっていたテーピング革も目立たなくなりました。

 

 

 

 


コバ面も仕上げ直し完了です。

 

 

 

 


クリーニング加工のあと、擦れ部を補修して整え補色しています。

 

 

 

 


この素材の表皮の塗装はミクロ単位の厚みですので、
少しでも耐久性をあげるためにコーティング加工も外面全体に施しています。

 

 

 

 


カブセ天部の擦れも改善しています。

 

 

 

 


構造的には丈夫なバッグでお洒落です。

使用すれば擦れや汚れは避けられませんが出来る限り良い状態を保ちながら、
大切に長くご愛用ください。

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M61207の修理


ルイヴィトンのモノグラム財布(M61207)です。

 

 

 

 

 


1998年に製造された丈夫な高品質時代の財布であることも要因ですが、
丁寧に使用されている印象です。

高品質な素材が使用されていますので余計な補色加工は最低限に留めながら、
耐久性が増すように強化加工など構造面を中心にリニューアルリペア加工します。

 

 

 

 

 


付属のパスケースは折り曲げ部を解体して強化芯材を入れ込みます。

 

 

 

 

 


丁寧に使用された高品質時代の財布ですが20年近く経過した品ですので、
折り曲げ部はモノグラム地が擦り切れて欠損しています。

 

 

 

 

 


擦れやすい角部はコバの塗料も剥がれて芯材もヨレヨレです。

 

 

 

 


こちらも同様に。。。。
ファスナーの金属エレメントも茶色く変色しています。

 

 

 

 


本体の折り曲げ部だけでなくベロ革の折り曲げ部も傷みやすい部分です。

 

 

 

 


合成皮革が使用された内張りは劣化していますので本革仕様にします。

 

 

 

 


ステッチ穴が切り取り線のようにポケットに破れも見られます。
古い品ですので破れていない部分も含めて縫い合わせ部は強化加工が必要です。

 

 

 

 


小銭入れマチの山折りになった部分に表皮の剥がれがありますが、
コインケースの中も良好で丁寧に使用されています。

 

 

 

 


モノグラム地まで解体しなければ加工できない構造ですので、
財布のファスナー交換の中では一番手間が掛かるタイプです。

この財布のファスナー交換を断られる修理店も多いはずです。
しかし、消耗パーツですのでファスナーも取り外して交換します。

 

 

 

 


バラバラ。

 

 

 

 

 


劣化した合成皮革は対面の革に色移りしています。

 

 

 

 


こちらも同様に全体的に色移りしています。
内張りを張替交換するよりも対面の汚れを取り除く方が苦労します。

 

 

 

 

 


各部を強化しながら内張りを本革仕様で張替てリニューアルリペアの完了です。

 

 

 

 

 


パスケースの折り曲げ部は強化したあと、外周の擦れ部も補修補色しました。

 

 

 

 

 


ファスナー交換も完了です。

 

 

 

 


ポケットの破れも復元強化加工で丈夫に復活。

 

 

 

 


ヨレヨレだった角部も丈夫になりファスナーの金属エレメントもピカピカです。

 

 

 

 

 


ファスナーの金具がピカピカになりましたのでホックも磨いておきました。

 

 

 

 


丁寧に活用された良い素材で作成された高品質時代の財布ですので、
補色加工は最低限に留めながら構造面は新品時より丈夫に強化して、
組み立て直す方向でリニューアルリペア加工を施しています。

合成皮革の内張りが本革になりベタ付き劣化の心配もなくなりましたので、
大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)
レザークリエーション様

お世話になります。
昨日届きました。
早速開封し、確認させて頂きました。

最初にご連絡いただいていたように、全体の強化がしっかりされており、
また長く使用できるようになったと実感しております。
メーカーに断られたときは半分あきらめていました。
今回の件をお引き受けいただきまして、本当にありがとうございました。

またお心添えもあり、感謝いたします。
またお世話になる時がありましたら、宜しくお願い致します。

広島県 S 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
最高品質時代の良い財布ですので、
出来る限り良い状態を保ちながら大切にご愛用ください。

パイピング修理


ルイヴィトンのバッグ(トロカデロ)とセリーヌのボストンバッグです。

 

 

 

 


トロカデロの右側の付け根革は限界を迎えていますので作成交換します。

 

 

 

 


後面左底角のワッペン革は糸が擦り切れています。

 

 

 

 


前面天部の中央はモノグラム地の亀裂や欠損が見られます。

 

 

 

 


天部の欠損と亀裂です。

 

 

 

 


前面の亀裂と欠損です。

素材自体に劣化があり無くなった部分がありますので元に戻ることはありませんが、
放置すると亀裂が大きくなり欠損も拡大します。
悪化を抑えるために解体して裏側から強化加工を施して補修します。

 

 

 

 

 


セリーヌのボストンバッグは底角のパイピングが擦り切れて芯材が露出しています。

 

 

 

 


こちらの底角も同様に・・・・

 

 

 

 


芯材が切れて飛び出した部分もあります。

 

 

 

 


革が擦り切れて穴が空くまでメンテナンスせずに使い続けていますが、
部分的に修理して修復します。

 

 

 

 


最高品質のヌメ革で強化芯材を入れ込みながら付け根革の作成の完了です。
刻印入りのカシメ金具も再生しています。

 

 

 

 


ワッペン革も内張りを解体して縫製しました。

 

 

 

 


亀裂や欠損が見られたモノグラム地も悪化を抑える強化加工を施して補修。

 

 

 

 


セリーヌのボストンも底角パイピングの部分修理の完了です。

 

 

 


芯材が飛び出していた部分も同様に・・・・

 

 

 

 


ヴィトンはモノグラム地の欠損やひび割れまで見られる状態で、
パイピング革には擦れや硬化が見られます。

また、セリーヌのボストンバッグも今回は重症な底角のみの修理でしたが、
パイピング革は硬化して各部に亀裂などが見られますので、
出来る限り良い状態を保てるように労わりながら丁寧に活用ください。

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(お手紙紹介です)

レザークリエーション様

こんにちは、お世話になりました。
本日バック無事、受け取りました。
満足いく仕上がりにして頂き、嬉しいです。
これからも、大切に使っていこうと思います。
また、機会がありましたらよろしくお願いいたします。
可愛い〇〇〇〇〇も、ありがとうございました。

埼玉県 M 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
丁寧に活用しながら大切にご愛用ください。

エピ革ノエの補色


ルイヴィトン エピのノエとモノグラム財布です。

 

 

 

 

 


底角4か所は表皮が剥がれた擦れが見られます。

 

 

 

 


付け根革の黒い塗料の汚れが目立ちます。

 

 

 

 

 


反対側も同様に。。。。

 

 

 

 

 


ショルダーベルトはコバ面の仕上げ直しをします。
古い品ですので表皮の色褪せも見られます。

 

 

 

 


天部の口周りも擦れやすい部分です。

 

 

 

 


財布は最近のものです。

 

 

 

 


最近の品ですのでモノグラム地が反り返っています。

 

 

 

 


今回はバネが破損したホック交換のご依頼です。

 

 

 

 


ご依頼通り代用のホックで交換完了です。
元と同じサイズのホックですのでカブセ側の交換は必要ありません。

 

 

 

 


閉まらなかったカブセも開閉可能に復活です。

 

 

 

 


ノエの底角の補修補色加工の完了です。

 

 

 

 


同様に。。。。

 

 

 

 


付け根革も綺麗になりました。

 

 

 

 


ショルダーベルトのコバ面の仕上げ直しも完了です。
表皮の色褪せも少し改善させておきました。

 

 

 

 


天部口周りの擦れも同様に。。。。

 

 

 

 


財布は現行仕様ですがノエは年代を考えると綺麗な状態です。
しかし、年代物ですので素材には経年劣化もあります。

出来るだけ良い状態を保ちながら大切に長くご愛用ください。

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(お手紙紹介です)

昨日受け取りました。
とてもきれいになって驚きました。
今後もお願いしたいと思っているので、ずっとお仕事を続けてください!
ありがとうございました。

宮城県 H 様
お受け取りのご連絡ありがとうございます。
今となっては貴重なノエですので大切に長くご愛用ください。